
先日のエルサルバドルプロにて、最も大きな話題になったと言えるのがプライオリティを持っていた五十嵐カノアによるインターフェア。
ヒート終了のホーンが鳴った直後にサーフボードの上に立ち上がったという事で、プライオリティがリセットされた状態だったためですね。
その時の対戦相手だったのがクロスビー・コラピント。
今回の動画は、クロスビー・コラピントがインターフェアの話にも触れたコラピント兄弟による2025年エルサルバドルプロのバックステージ映像をお届けします。
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今イベントでは、グリフィンよりもクロスビーの活躍が目立つ結果となりました。
怪我によりイベント初戦から2戦連続欠場していたクロスビーは、今イベントで3位となりCTランク25位まで上昇。
残り2戦でトップ22入りが十分に可能なランキングまで上げてきました。
一方、兄のグリフィンは今シーズンは例年にないほど絶不調で、現CTランク26位とこちらもトップ22圏外と言う結果。
さて、クロスビーと言えば五十嵐カノアと対戦したヒートではラストまでリードされ、さらにはヒート終了までプライオリティを持っていたのはカノア。
カノアは勝利が確定していたと言えるほどのシチュエーションだったのですが、1秒あるかないかのわずかなテイクオフのタイミングの差により、信じられない大逆転劇が発生となりました。
そのヒート終了直後の様子も動画には収められていて、クロスビーはインターフェアを狙っていたとのこと。
ヒートを観戦していた兄のグリフィンもまた、タイミング的にカノアのインターフェアになるんじゃないかなと思いながら見守っていたそうです。
波が入るタイミング次第のことなので、人間がコントロールして起こせることではないのですが、ミラクルを起こすための準備だけはしっかりとしていた今回のクロスビー。
コラピント兄弟の安定した強さは、やはりサーフィン競技のルールを知り尽くしたスマートさにあると実感させられました。