
昨日終了したUSオープンでも活躍を見せ、コンテストシーンの新星として注目を集めているフランス代表のティア・ゼブロフスキ「Tya Zebrowski」(14歳)。
USオープンでは準優勝を果たし、現CS(チャレンジャーシリーズ)ランキングトップに輝いているわけですから。
そして今年CT(チャンピオンシップツアー)クオリファイを決めれば、ウイメンズの最年少記録更新となり、すでにリーチをかけていると言えますね。
今回の記事は、次世代ながらすでにインターナショナルシーンで活躍しているティア・ゼブロフスキのこれまでのキャリアなどと言ったニュースをお届けします。
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まだ14歳と言うことで、年齢としてはグロム世代に分類されるティア。
にもかかわらず、CSイベントでは圧倒的に経験で勝るサーファーたちを相手にしながら勝ち星を上げているのです。
そんなティアのホームはタヒチとフランス本土の2拠点であり、フランスのビーチブレイクとタヒチのリーフブレイクで育ったと言います。
両親は元プロスノーボーダーで、父親はタヒチ出身のサーファーでもあり、現在はヨガやサーフインストラクターとして生計を立てているとのこと。
そんな両親の元で育ったティアは、コンテストシーンで目覚ましい活躍を見せることに。

特に印象的なのが、ヨーロッパのコンテストシーンにおいてホットなフランスの国内チャンピオンシップで11歳の時に準優勝を果たしています。
国内チャンピオンシップはその国のトッププロたちが出場するわけなので、11歳での準優勝はとんでもない快挙と言えます。
そして昨年はエリセイラでのCSイベントにリプレイスメントで初出場し、こちらも準優勝。
今年は初めてCSフル参戦のシーズンとなり、初戦3位、第2戦5位、第3戦2位とあり得ないほど安定した結果でランキングトップに立つことに。
このようにコンテストに強いと、どうしてもレールゲームが得意なサーファーと想像しがちですがエアリアルも強くエアショーには引っ張りだこ。
スタブハイやスウォッチナインズに出場しますし、実際に下記のようにスーパーマンやフルローテーションもすでにメイクしているほどなので。
若くしてこれほどまでにオールラウンドなスキルを持ち合わせた逸材という事で、今後の活躍から目が離せない存在である事は想像に難くないですね。
ちなみに、現在のウイメンズのCT入り最年少記録はキャロリン・マークスの15歳となっていて、ティアが今年CT入りを決めれば14歳と言う新記録の樹立となります。
しかも、現実的なCTクオリファイのシナリオとしては、シーズン前半にしてほぼ確定と言うシチュエーションなので半端ではないです。
下記動画にはティアも出演しているのでチェックして見て下さい。