
昨年2024年から始動した元CTサーファーのジョシュ・カー「Josh Kerr」(41歳)によるサーフボードプロジェクト「Draft Surf(ドラフトサーフ)」。
その後の動きは当サイトではあまり追えていなかったのですが、今回新作モデルの紹介動画を見ると非常に興味深いコンセプトであることを知り、紹介したいと思いました。
今回の動画は、ドラフトサーフのサーフボードモデル「Overdrive(オーバードライブ)」の紹介映像をお届けします。
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若手時代はエアリアルサーファーとしてエアショーを総なめにし、その後はCTサーファー、CTサーファー時代はビッグウェイブツアーイベントにワイルドカード出場して優勝の経験を持ちます。
つまり、これ以上ないくらいオールラウンドなスキルを持ち合わせているのがカージーで、そんなカージーのボードデザインという事で興味を持つ方が多いでしょう。
特に、カージーはCT引退後はアルバムサーフのライダーとしてツインフィンのハイパフォーマンスと言った新たな方向性を牽引していたサーファーの一人でしたし。
さて、今回のオーバードライブというドラフトサーフのモデルは、レトロツインとモダンなミッドレングスを融合したオールラウンダーとのこと。
この発想の時点で絶対に面白そうと感じるコンセプトではないでしょうか。
フィッシュのスピードとフロー、ミッドレングスのパドルパワーとホールド力を併せ持つという事で、額面通りであれば最強のオールラウンダーです。
そして動画の後半にはカージーによるライディング映像も収録されていて、バリ島クラマスなど比較的パワフルな波でのサーフシーンが多いです。
なので、スモールコンディションでのパフォーマンス性能は不明ですが、カージーがテストして誕生したモデルなので、十分に信頼できるかと思います。
ちなみに、ドラフトサーフのボードの値段は現代にしてはかなり安く、オプションを付けなければ約11万円からとのことです。
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公式サイト「Draft Surf」