
ここ最近、SNSのショートクリップで目にする事が多い中国に新たに誕生したウェイブプール動画。
海南島に誕生した同ウェイブプールは、AWM社の造波装置「パーフェクトスウェル」を搭載したプールになっています。
規模としては、ブラジルの同プールよりも小さいものの、テキサス州のBSRサーフリゾートと日本のサーフスタジアムよりは大きいとのこと。
今回の動画は、スーパーグロムのクルス・ディノファ「Cruz Dinofa」(16歳)が自身のYoutubeチャンネルで公開した中国のウェイブプールでのフリーサーフィン映像をお届けします。
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ブラジルのプールには及ばないと言うものの、10秒ほどのバレルセクションがあったりかなりの規模に見える中国のウェイブプール。
中国と言えば、サーフィンがオリンピック競技に決定するとサーフランチのようなウェイブプールを作ったりしていた事を思い出してしまいました。
あのプールは波がかなりソフトだったように見えましたが、今回のプールは正直言ってネクストレベルです。
また、プールを訪れているサーファーのレベルも高く、クルス以外では以下の通り。
*ジェイコブ”ジーク”シークリー
*ライジ・マスダ
*パティ・ジョウ
*ロブ・ケリー
ライジはここ数年はスタブハイにも出場していて、特徴は高さのあるストレートエアー。
ただし、単調にならないようにバリエーション豊かなグラブ、そしてオリジナリティ溢れるツイークを入れたりとストレートエアーを進化させています。
主役と言えるクルスは、スーパーグロムに相応しく16歳にして9:15~からアーリーウープのダブルスピンをメイクしていたりと半端ではないです。
個人的に最も興味深いのはジークによる5:17~からのエアリバースのレイトスピン。
ここ最近、レイトスピン系のレパートリーにトライするサーファーが少しずつ増えてきている印象です。
スタブハイでフィン・マギルも取り入れていましたし。
こういった進化も反復練習可能なウェイブプールが大きな力になっていると思うので、さらなる進化が楽しみになってしまいます。
最後になりますが、今回のウェイブプールのグランドオープンは、来月11月11日になっています。