Photo: Ricky Thomas Serikawa

昨年2024年のパリ五輪をもって、コンテストシーンからの完全引退を表明していた5×ワールドチャンピオンのカリッサ・ムーア「Carissa Moore」(33歳)。

だったのですが、来季2026年シーズンのCT(チャンピオンシップツアー)へのシーズンワイルドカードがWSL(ワールドサーフリーグ)から与えられ、ワールドツアー復帰することが急遽発表される事に。

今回の記事は、WSLのプレスリリースで発表されたカリッサ・ムーアのワールドツアー復帰に関するニュースをお届けします。


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かなりのビッグサプライズと言える今回のニュース。

カリッサと言えば、2022年と2023年にレギュラーシーズンでランキングトップに立ちながら、WSLファイナルでワールドタイトルを二年連続で逃すことに。

システム自体が失敗と言われるWSLファイナルの犠牲者と言える存在で、もしも通常通りにカリッサがワールドタイトルを積み重ねていれば7×ワールドチャンピオン。

レイン・ビーチリーとステファニー・ギルモアの最多記録に並んでいたのですが、実際のところは、ステフが2022年のWSLファイナルでカリッサを捲った事で、ステフが8度のタイトルと記録が塗り替えられました。

だからこそ、カリッサはWSLのシステム自体に嫌気が差しての引退とも言われていただけに、驚きのニュースとなりました。

カリッサ本人のツアー復帰コメントは以下となります。

出産後に再びコンテストジャージを着用できること自体、大きな勝利のように感じます。

コンテストサーフィンの最高峰へと参戦できることは決して当たり前ではなく、健康かつ活力がみなぎっていることに心から感謝しています。

たとえ人生が変化しても、私たちは夢を追い続けられるのだと私の人生を娘、そして他の女性たちにも見てもらいたいと思っています。

この新たな人生のチャプターを娘と共有し、家族として共に歩んでいくことを楽しみにしています。

さて、先日カリッサがオアフ島ノースショアのハレイワでフリーサーフィンしている動画を紹介しました。

個人的にはかなり違和感を感じていました。

と言うのも、コンテストから離れているのならば好みのサーフスポットでサーフするだけで事足りるのに、ハレイワと言うのが引っ掛かっていたのですが、今回の発表を受けてトレーニングを兼ねているのだろうとの事から納得できました。

今なおウイメンズの世界トップレベルのサーファーという事で、久しぶりのコンテスト復帰でどのようなパフォーマンスを見せてくれるのか楽しみにしたいところです。

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