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サーフィンで進化の乏しい点として取り上げられることが多いフィンのセッティング。

1980年にサイモン・アンダーソンがスラスターを世に出して以来、今なおコンテストシーンにおけるスタンダードがスラスターですし。

バレルメインのコンテストになるとクアッドが使われる事もありますが、あくまでも主流は約45年前と変わらないのが現実。

そんな流れが変わる事になるかもしれません。

今回の記事は、カイ・レニーが紹介するスラスターのような乗り味のクアッドと言うフィン動画をお届けします。


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4本フィンのクアッド、3本フィンのスラスターとフィンの枚数が異なる2つのセッティング。

クアッドはフロントに2枚とリアに2枚、スラスターはフロントに2枚とセンターに1枚というコンビネーションですね。

サーフボードフィンの役割としての違いは、スラスターはセンターフィンがある事で水中で引っ掛かりスピードが落ちます。

その代わり、センターフィンが船で言う舵の役割となり、ターンの支点となるのです。

そもそもサイモンがスラスターを考案したのは、当時主流であったツインフィンは大柄なサイモンが乗るとターンの時にルース過ぎたためなので、多少のスピードを犠牲にしようとコントロール性能を求めた結果というわけです。

そしてクアッドはセンターフィンがない事でスピードはスラスターを勝るものの、コントロール性能を犠牲にすると言うのがこれまでの常識でした。

ですが、カイによると新たなクアッドはスラスター感覚で乗れるクアッドで、実際のフィンは以下の通り。

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上記イメージの上段がカイが紹介する新クアッド、下段が従来のクアッド。

で、これまでのクアッドはリアフィンの方がフロントよりも小さかったのですが、新クアッドはリアの方が大きいのです。

そしてカイによると、フロントがコントロール性能、リアが安定性を担っているとのこと。

当初はビッグウェイブ用に開発したらしいのですが、後にスモールウェイブで試しても調子が良く、2フィートから80フィートまでのコンディションでテスト済みとか。

また、昨シーズンはジョンジョン・フローレンスにもテストしてもらって良い感触だったそうです。

さて、近年ではフィリペ・トレドがWSLファイナルでクアッドに乗ったりと、バレル以外のコンディションでもじわじわと使われるようになってきています。

果たして、この新クアッドがスタンダードになるほどのポテンシャルを秘めているのか楽しみではないでしょうか。