イベント会場 Photo: Joli Photos

現地時間3月29日(オーストラリア)、西オーストラリアのマーガレットリバーを舞台にしたCT第2戦となる「ドラッグ・アウェア・マーガレット・リバー・プロ(Drug Aware Margaret River Pro)」が開催。

ウェイティングピリオド初日の本日は、すでにお伝えしていた通りノースポイントで開催となり、メンズのラウンド1が終了しました。

今回の記事は、イベント初日のレポートや動画、今後の波予報などをお届けします。


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マーギーズプロのレポート

本日は、メイン会場となるマーガレットリバーのメインブレイク(サーファーズポイント)の波予報が最大セットで4×オーバーヘッドであったため、ノースポイントで開催。

コミッショナーのキーレン・ペローが「朝起きたら6~8フィートのラインナップになってると思ったんだけど…」と口にした通り、少し期待外れのコンディションであったノースポイント。

ノースポイントとは地図で見ると以下の赤ピンを刺した場所。

マーガレットリバーから16キロほど北に位置する湾内に位置するため、本日押し寄せた南南西スウェルは軽減されますが、シェイプは整うサーフスポット。日本では「スウェルを交わすスポット」、英語では「sheltered spot」と呼ばれる場所です。

本来ならば、よりディープなバレルを攻めたサーファーが勝つハイスコア続出な展開になると予想されていましたが、セットがコンスタントに入らず、さらにはピークがシフトしやすいトリッキーなコンディション。ですが、ワールドツアーなので見所はありました。

本日唯一のパーフェクト10をマークしたディフェンディングチャンピオンのセバスチャン”シーバス”ジーツ。

シーバスのパーフェクト10に次ぐシングルハイスコアはジェレミー・フローレスの8.10ポイント。

ツアールーキーながら、調子の良いサーフィンで現ランキングトップのオーウェン・ライトを破ったイアン・ゴーベイアの8.00ポイント。

ワイルドカード出場で元ワールドチャンピオンのガブリエル・メディナを破ったジェシー・メンデスの7.40ポイント。

本日のヒート結果

波予報

明日からサイズダウン傾向なのですが、予報は相当良いです。公式波予報サイトのサーフラインによると、3月30日午前、4月1日午前、4月2日午前は「Very Good」とのこと。ゴールドコーストではお目にかかれなかった予報です。

Very Goodな明日午前のサイズ予報は、マーガレットリバーのメインブレイクで最大セットが3×オーバーヘッド。サイズダウンでトリプルとは、さすがインド洋からの低気圧…。

ということで、明日はマーガレットリバーに戻っての開催予定。メンズは、ライトのスラブ(slab:底ボレするバレル)がブレイクするザ・ボックスで開催される可能性が高いと言われています。

ウイメンズはザ・ボックスで開催はできないので(危険であり、スラブに乗れるサーファーがほとんどいないのでコンテストにならないため)、潮回りに合わせて、メンズのザ・ボックス、ウイメンズのメインブレイクといった感じで開催されると思います。

昨年の運営サイドは、ザ・ボックスでの開催が盛り上がるので何とか開催したいと狙っていたもののサイズ不足で開催には至りませんでした。十分にサイズのありそうな明日は、楽しみな展開になるのではないでしょうか。

ライブ観戦する場合、日本との時差はわずか1時間なので、現地時間の午前7時スタートならば、日本時間では午前8時となります。

*イベント詳細については公式サイトからチェック

公式サイト/メンズ「Drug Aware Margaret River Pro

公式サイト/ウイメンズ「Drug Aware Margaret River Pro

*2017年マーギーズプロ関連の過去記事

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