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サーフィン ジャッジ

©Effort.tv

サーファーから見ても、意見の異なる事が多いサーフコンテストでジャッジが下すスコア(採点)。得失点がはっきり分かる球技、または、記録を争う陸上などとの大きな違いは、その点にあると言えます。

今回の記事は、プロサーフィンツアーを運営するWSL(World Surf League)のルールブックから、ジャッジ基準がどのように定められているのかお伝えします。


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基礎ルール

まず、WSLのサーフイベントにおいて、サーファーの演技を採点するジャッジは5名。この5名が、各サーファーがヒート中に乗った波でのパフォーマンスについて、10点満点でスコアを付けます。

ただし、ジャッジによっては大きく点差が付く場合も。そこで、最も高いスコアと最も低いスコアを付けたジャッジの採点を除き、残り3名によるスコアの平均点が、正式なスコアとなります。

サーファーのトータルスコアは、最も得点の高い2本のスコアの合計点となり、一本のライディングが10点満点での採点なので、トータルスコアの上限は20点満点となります。

ジャッジ基準

続いては、採点の指針となるジャッジ基準について。主な基準は、下記の5点となります。

1. マニューバの難易度
2. 革新的な最先端マニューバ
3. メジャーマニューバの組み合わせ
4. マニューバの多様性
5. スピード/パワー/フロー

*上記で表記している「マニューバ」は、便宜上、波のトップで仕掛ける技と理解して下さい。

要約するとこんな感じです。「単調にならないように定番のマニューバをいくつか取り入れ、一発くらいは難易度の高い今風のマニューバを入れて下さい。一連のライディングでスピードに乗り、ターンにパワーがあり、マニューバの繋目でバランスを崩したりしないで流れるような(フロー)ライディングであれば、ハイスコアを出します」と言った所ですね。

ただ、サーフィンは自然が相手のスポーツ。波のコンディションによって、ジャッジが見るポイントは大きく変わります。例えば、バレル(チューブ)が特徴のコンテスト会場であれば、どんなに多様なマニューバを入れたとしても、バレルに入らなければハイスコアが出ません。

つまり、会場に応じてジャッジ視点を観察し、どのようなライディングにハイスコアが付いているのかチェックして、臨機応変に対応する必要があります。この点は、サーフィンならではの面白さでもありますね。

今回の記事を見て、サーファー以外の方が何となくでもルールを理解し、興味を持ってもらえれば嬉しく思います。以前にプロサーフィンツアーの仕組みについて解説した記事もあるので、下記リンク先から参照して見て下さい。

WSLが運営するプロサーフィンツアーの「WCT」と「WQS」について

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