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via Bob Hurley's instagram

昨年の夏にお届けした、ハーレー創業者のボブ・ハーレーがハワイアン航空での体験談をSNS投稿したことから、サーフィン界に大きな波紋を投げかけた飛行機におけるサーフボード問題。

同問題はケリー・スレーターも同調して苦言を呈したことから、多くのプロサーファーが問題提起を行う流れに。

今回の記事は、話題の中心となったハワイアン航空が、機内預けとなるサーフボードバッグに関するポリシーをサーファー向けに変更したとのことで、内容についてお届けします。


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問題に関して端的に説明すると、多くの航空会社はサーフボードバッグを預かるルールとしてボードバッグの重量を基準とし、たいていが約20キロ以内です。

20キロ以内に収まるのであれば、バッグに入ったサーフボードの本数は不問。しかし、ハワイアン航空の場合、サーフボードの本数は2本以内との縛りがあったのです。

このようなルールを定めていた理由としては、3本以上のボードを一つのバッグに入れている場合、破損するケースが多いためとのことでした。

しかし、多くのサーファーが反対したことにより、問題勃発から一年ほどの月日を経て、ついにルールが改定され、指定重量以内ならば2017年6月からボードの本数は不問となりました。

今回の件について、ボブ・ハーレーはSNSで以下の投稿を行っています。

現代においてこんなニュースは最高だね。お気に入りのハワイアン航空が、サーフボードバッグのポリシーをサーファーフレンドリーへと変更してくれたんだ。

一般サーファーが3本以上のサーフボードを持ち運びすることは少ないと思うのであまり関係ない話題かもしれませんが、プロサーファーにとっては大きな変化ではないでしょうか。

今回のようなサーファーフレンドリーなニュースは嬉しいですね。個人的には、航空会社全般として、サーフボードの扱いも丁寧になればと願います。

ハワイアン航空はボードが一つのバッグに3本以上入っていると破損しやすいと説明していましたが、ボードバッグを投げたりといった行為が無くなった方が、破損しにくくなると思うので。

*現在のハワイアン航空のサーフボードバッグのポリシー

公式サイトの該当ページ「Surfboards

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参照記事:「Hawaiian Airlines changes surfboard baggage policy after complaints

ハワイアン航空の過去記事