ケリー・スレーター Photo: WSL / Poullenot

現地時間2017年12月17日(ハワイ)、オアフ島ノースショアのパイプラインを舞台としたメンズCT第11戦「Billabong Pipe Masters(ビラボン・パイプ・マスターズ)」が開催。

本日はデュアルヒート(時間をずらした2ヒート同時進行)での進行により、ラウンド2~3まで一気に終了となりました。

今回の記事は、パイプマスターズのイベントレポート、動画、今後の波予報などといったニュースをお届けします。


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イベントレポート

タイトルレースが佳境に入り、見逃せないイベントとなっているパイプマスターズ。また、CT最終戦とあり、ベテランCTサーファーのリタイアなど幅広いニュースが豊富でした。

まずはタイトルコンテンダーの話題から。敗者復活戦のラウンド2からスタートした本日、ラウンド2に進出していたガブリエル・メディナとジュリアン・ウィルソンはワイルドカードを相手に無事にラウンドアップ。

ラウンド3に突入すると、ヒート1に登場したジュリアンが本日のシングルハイエストスコア9.93をマークして勝利。

*ジュリアン・ウィルソンの9.93@ラウンド3

ジョンジョン・フローレンスはツアールーキーのイーサン・ユーイングを相手に僅差で下す結果に。

個人的にはイーサンがラストウェイブで大逆転と思ったのですが、ジョンジョンはイーサンのラストウェイブ直前(ヒート終了2分前)に乗った波でスコアを伸ばしてギリギリの勝利でした。

*ジョンジョンとイーサンのヒートダイジェスト動画

ガブリエルはジョンジョン同様に厳しいヒートとなったものの、ジョシュ・カーを僅差で破り、2度目のワールドタイトルの希望を繋ぎました。

ガブリエルのヒートではすでにバレルが少なくなり、ターンメインの勝負となりましたが、バックフリップをしたり(着地後に波において行かれメイクとはならず)と、プログレッシブなマニューバを入れるので見応えがあります。

*ガブリエルとジョシュのヒートダイジェスト動画

4名中3名のタイトルコンテンダーが勝ち上がった一方、ジョーディ・スミスは最強のスポイラー(上位選手を倒す選手)と化したケリー・スレーターと対戦。

ラウンド3の最終ヒートであった事から波のコンディションは非常に悪かった影響もあってか、ジョーディが逆転に必要だったスコアはわずか4.87だったにも関わらずここでアウト。タイトルレースから脱落となりました。

*ジョーディとケリーのヒートダイジェスト動画

タイトルレース以外に目を向けると、本日はルーキーオブザイヤーが決定。同賞を争っていたのはCTランク13位のフレデリコ・モライスとCTランク14位のコナー・オレアリーでした。

二人のポイント差はわずか1,200ポイントで、パイプマスターズの結果が良かった方が受賞という流れの中、ラウンド2で五十嵐カノアがフレデリコを破った時点で、コナーのルーキーオブザイヤーが決定。

受賞決定後のコナーはラウンド3でカノアに敗退。カノアはコナーに喜びを与えたと思ったら、すぐさま悔しさも味わわせましたね(笑)。

コナー・オレアリー Photo: WSL / Sherman

最後はベテランサーファー引退の話題。まずはツアー歴13年のビード・ダービッジから。2008年には自身最高位となるCTランク2位になったこともあるビード。

2015年のパイプマスターズのヒート中には骨盤骨折の大怪我を負ったものの、約1年後となる昨年にはツアー復帰を果たしたことが大きなニュースとなりましたね。

また、ツアー離脱中はジョンジョン・フローレンスのコーチを務め、ワールドチャンピオンに導いています。

そんなビードの今後は、東京五輪に向けたオーストラリアチームのコーチを務めることになるので、2020年にはコーチとして日本にやってくることでしょう。

もう一人のツアー引退は、すでにヨーロピアンレグでも今季引退を発表していたジョシュ・カー。

若い頃はエアリアルサーファーとして、エアーショーをメインに活躍していたジョシュ。完全なるフリーサーファーといった感じでしたが、急遽ワールドツアーへと路線変更した珍しいタイプのサーファーです。

その後のワールドツアーでの活躍は誰もが知るほどであり、さらには現役CTサーファーでありながら、BWT(ビッグウェイブツアー)イベント優勝経験もある稀有な才能の持ち主です。

二人の引退は寂しくもありますが、アスリートに引退はつきもの。コンテスト界を離れた二人の活躍を楽しみにしたいですね。

左:ジョシュ・カー 右:ビード・ダービッジ Photo: WSL / Cestari

本日の結果

今後のヒート表

ハイライト動画

今後の波予報

コンディションを考慮すると、18日をイベント最終日にしようと動いている今季のパイプマスターズ。

本日のように時間が経つにつれ風向きとコンディションが悪くならなければ良いのですが…。もしかしたら、19日まで引っ張る可能性もあるかと思いますが、最終日になるかどうかは関係なく、18日はほぼ確実にオンとなるでしょう。

まとめ

日本とハワイの時差は19時間で、日本の方が進んでいます。現地時間の18日午前7時半にイベント開始の場合、日本時間では19日午前2時半となります。

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公式サイト「Billabong Pipe Masters

2017年パイプマスターズの過去記事

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