現在、南アフリカ出身のサーファーとして有名なのは、ワールドツアーで活躍するジョーディ・スミスですよね。

そのジョーディと同じく南アフリカ出身で身長180センチオーバーという体型に恵まれ、ワールドツアー入りを目指してWQSで奮闘しているのがマイケル・フェブラリー(20歳)です。

ジョーディを除いても、これまでに素晴らしいサーファーを輩出してきた南アフリカ。

しかし、マイケルは諸先輩とは大きく異なります。それは、マイケルが黒人という事実。どのスポーツにも該当しますが、どんなに優れたアスリートであっても、スポンサーが付かなければ活動の幅は制限されます。

サーフィン界では黒人はほとんど目にすることがなかったので、マイケルのこれまでの道筋も容易くはなかったはず。

しかし、アフリカの中では恵まれている南アフリカ出身の先輩サーファーが道を作り、マイケルも南アフリカのアンダー14で二度のチャンピオン、アンダー17でもチャンピオンとなり、しっかりと実績を積み上げてきたことで今があるのだと思います。

欧米サーファーが台頭してきたサーフィン界では、今ではブラジリアンが急成長してきたり、過去にはボビー・マルティネスがヒスパニック系として初のワールドツアーサーファーとなり、よりワールドワイドになっています。

もしかしたら、マイケルは黒人初のワールドツアーサーファーになるのかもしれませんね。今回は、そんなマイケルのフリーサーフィンの映像となります。


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