現地時間4月16日(オーストラリア/ヴィクトリア州)、2014年度ASPワールドツアー第三戦リップカール・プロ・ベルズ・ビーチが開催されました。
ウエイティングピリオド初日となる本日は、ウイメンズのラウンド1のみを消化。会場のベルズ・ビーチは、公式サイトによる波のサイズは1~4フィートで、ヒートによってショルダーの張る波や厚めの波と、安定しないコンディションとなりました。
3人ヒートのラウンド1では、勝者はラウンド3、残り2人は敗者復活戦のラウンド2行きと、まだシビアではない展開です。そんな中、2×ワールドチャンプのカリッサ・ムーアが敗退の波乱が起きました。
カリッサを破ったのは新人のディミティ・ストイル。ショルダーの張った波が入るこのヒートは、本日のコンディションの中では比較的良く、ディミティはキレの良いターンで波のトップからボトムを生かしたライディングを見せ、カリッサとはわずか0.22ポイント差で勝利をものにしました。
気になるサーファーは、もう少しサイズのあるベルズの波にマッチすると思われる最先端サーフィンが武器のレイキー・ピーターソン。以前には、ウイメンズではトリッキーなライディングを得意とするブラジリアンのシルヴァナ・リマが優勝していますので、期待できます。
ただ、本日のレイキーのヒートは、波数が少ない上にほとんどショルダーの無い厚めの波だったので、自身のサーフィンを見せることなく敗退しました。
本日のコンディションでのコンテストオンは、ドリームツアーとも呼ばれるワールドツアーイベントとしては酷かと思いました。コンディションの良い日はメンズに取っておきたいのは分かりますが・・・。
ラウンド1の各ヒートの結果については下記リンクをチェックしてください。
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