今シーズンに開催予定となっているビッグウェイブイベント「レッドブル・ケープ・フィア」。世界で最も危険なサーフスポットと言われるだけあり、ワイプアウトした際の安全面への配慮が最大の課題となっています。そこで、今回お届けする動画は、裏方であるウォーターセーフティーチームを追った映像となります。同イベントの詳細については、下記リンクを参照して見て下さい。
レッドブルが主催する招待制ビッグウェイブイベント「レッドブル・ケープ・フィア」とは
ウォーターセーフティーチームに選ばれたのは、いずれもケープ・フィアでのサーフ経験を持つ精鋭。そんなチームを指揮するのは、出場サーファーであり、ショートボーダーとしてはケープ・フィアのパイオニアとも言われるマーク・マシューズとなります。
マークによると、最も危険なシチュエーションは、テイクオフゾーン付近でワイプアウトした場合だそうです。というのも、ケープ・フィアのテイクオフゾーンからインサイドのリーフはかなり距離が近く、波に巻かれるとリーフに叩きつけられてしまう恐れがあるためです。
チームの一員であるコビーは、過去に自身が頭からリーフに叩きつけられた経験があるため、インサイドでの素早い救助の重要性を説きます。後半では、チームがマネキンを使い実地訓練を行います。
この映像を見ていると、イベントとして開催するのがいかに大変なのかが分かりますね。フリーサーフィンなら、あくまでも自己責任となりますが、イベントとなると運営側の責任問題も関わってきますし。だからこそ、長い間、ビッグウェイブサーフィンはアンダーグランドであったのかもしれません。
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