今回のツアーノートは、リップカール・プロ・ポルトガルのワイルドカードを獲得したドイツ系ポルトガル人サーファーのニック・ヴォン・ラップ(24歳)をフィーチャーした内容です。

持参するサーフボード選びからスタート。ボードが多すぎて、どのボードを持っていけば良いのか分からないよと言うニック。一般サーファーからしてみれば、何とも羨ましい悩みです・・・。

コーヒーとサンドウィッチの朝食を摂りながら、「3年連続で、あと一歩のところでワイルドカードを逃してきたから、また同じパターンだと思ったよ」と話すニック。ニックは、ファイナルの終了寸前でチューブライドをメイクし、9ポイント台を獲得してワイルドカードを勝ち取ったのです。

ケリー・スレーターとの対戦を熱望するニック。「いつまでケリーがツアーに残るのか分からないし、歴史上の人物になっちゃうからね」と、おどけています。

ニックの希望通り、ラウンド1でケリーとの対戦が実現。地元ポルトガルであり、ギャラリーは味方してくれるからと自信を持って臨んだ結果、ケリーが17ポイント、ニックが7.5ポイントのコンビネーション(パーフェクト10を出しても逆転できない状況)に追い込まれ、ボコボコにヤラれてしまいました・・・。ケリー恐るべし・・・。


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