毎年秋になると、フランスのホセゴーで開催されるサーフイベント「ロイヤル・バリック(Royal Barrique)」。今年で7回目の開催となった同イベントには、ローカルやプロサーファーが集まるという事ですが、通常のサーフイベントとは少し異なります。

同イベントの趣旨は、とことんまでにバレル。つまりは、バレルコンテストなのです。しかし、バレルと言えば、コンディションが整わないとブレイクしないので、開催が難しいと思われる方も多いはず。当然ですよね。

思い出してほしいのは、メンズワールドツアーイベントのクイックシルバー・プロ・フランス。同ツアーイベントも同じく、ホセゴーで開催されているのですが、スウェルさえあれば不思議なほどバレルコンディションとなります。

ということは、おそろしく地形が良いということになりますね。ちなみに、ホセゴーはリーフブレイクでもポイントブレイクでもなく、ビーチブレイクです。その辺が、さらにミステリアスな感じがしますが・・・。

今年のロイヤル・バリックにもまた、ローカルのバレル大好きサーファーや、ミッキー・ピコンやベンジャミン”サンチョ”サンチスといったプロサーファーが参加し、大いに盛り上がったそうです。参加者全員がメイクしたバレルの総数は、実に70本近かったとのこと。

優勝を果たしたのは、ローカルのサーフコーチであるアルノー・ダリガード。1:47~からのダブルバレルが決め手となったそうです。それにしても、ビーチブレイクでバレルコンテストなんて信じられませんね。


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