今年3月、バヌアツに甚大な被害をもたらし、日本でも大きなニュースとなったサイクロン「Pam(パム)」。同サイクロンの動向は、ワールドツアー初戦に影響を及ぼしましたね。
ツアー初戦のクイックプロでは、同サイクロンからのスウェルを待つため、ウェイティングピリオド延長という異例の措置を取りました。結局、延長期間内にサイクロンスウェルが炸裂することはなく、イベント終了後にスウェルが入りましたが・・・
今回の動画は、パムからのスウェルを狙い、イベント後にジェレミー・フローレスがニュージーランドへと飛んだ際の映像となります。
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ジェレミーとトリップを共にしたのは、ディーン”ディンゴ”モリソンとコア・ロスマンという二人のビッグウェイブサーファー。この3人という組み合わせは、極めて珍しい感じがします。
最近のジェレミーは、かなりビッグウェイブサーファー寄りになってきているので、3人ともに似ていると言えば、似ているのですが。ジェレミーとコアに関しては、顔のタイプも似ていますし。
このトリオのトリップにしては、波は思ったほどのサイズではありませんが、とことんまでにバレルコンディションとなっています。見分け方は、コアがグーフィーフッターで、ナチュラルフッター(レギュラーフッター)のジェレミーとディンゴは、体が大きいほうがディンゴと分かりやすいですね。
さて、先日インドネシアでのリーフヒットで大怪我をしたとお伝えしたジェレミーですが、本人のSNSによると、痛み止めのおかげで楽になり、すでに退院したとのこと。また、頭痛のために目眩はするものの、検査結果で脳への損傷は見られなかったと言います。
ただ、顔には35針ほどの縫い跡があるし、ボコボコに殴られたボクサーみたいだそうですけど・・・。この様子だと、次なるJベイ(南アフリカ)でのツアーイベントへの参戦は難しいでしょうけど、早い回復を願っています。
ジェレミーが負傷した際の記事、そして、サイクロン「Pam」に関する過去記事は、下記リンク先から参照して下さい。