現地時間10月30日(ポルトガル)、2015年度メンズWCT第十戦「モチェ・リップカール・プロ・ポルトガル(Moche Rip Curl Pro Portugal)」が終了しました。優勝したのはフィリペ・トレド。
2015年度メンズWCT第十戦「モチェ・リップカール・プロ・ポルトガル」:初日ハイライト
2015年度メンズWCT第十戦「モチェ・リップカール・プロ・ポルトガル」:二日目ハイライト
2015年度メンズWCT第十戦「モチェ・リップカール・プロ・ポルトガル」:三日目ハイライト
2015年度メンズWCT第十戦「モチェ・リップカール・プロ・ポルトガル」:四日目ハイライト
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セットで頭半ほどのサイズがあったものの、かなりのトリッキーコンディションでスタートした本日。ラウンド5ヒート3からスタートしたのですが、クオーターファイナル終了まで、エクセレントレンジと呼ばれる8~10ポイントのスコアを出したのは、イタロ・フェレイラのみでした。
クオーター後、一時コンテストを中断して波が良くなるのを待ってから、セミファイナルが再スタート。しかし、セミにおいては、一人としてエクセレントレンジを出すことのないロースコアの展開。そんな中、フィリペとイタロのブラジリアンサーファーがファイナル進出を果すことに。
ファイナルでは、見応えの少なかったクオーターとセミとは一変し、凄まじいエアリアルが飛び出しました。まずは、フィリペのパーフェクト10。ブローテールからのリバースをメイクした直後のセクションでは、フルローテーションのエアリバースをメイク。
はっきり言って、ブローテールからのリバースだけでもハイスコアが出るはずなので、後は流せば良いだけに見えるのですが、さらに攻めるサーフィンを見せたフィリペ。エアリバースでワイプアウトしていたら、スコアにも響くだろうに、続けてエアリバースを狙ったのは、メイクできる自信が相当にあっての事でしょう。
イタロもまた、フィリペに負けないエアリアルを見せました。バックサイドとなるライトの波で、高さのあるビッグエアリバースをメイク。このエアリバース一発だけで9.93ポイントを叩き出しました。
二人共にとんでもないエアリアルを見せ、バックアップスコアも共に7ポイント台という僅差ではありましたが、ファイナルスタート直後にパーフェクト10を出したフィリペが逃げ切り、今シーズン3勝目を上げました。
今イベントの詳細やライブについては、下記リンク先の公式サイトからチェックして見て下さい。
公式サイト「Moche Rip Curl Pro Portugal」
本日の結果
・ファイナル
1 - Filipe Toledo (BRA) 17.83
2 - Italo Ferreira (BRA) 17.13
・セミファイナル
SF 1: Filipe Toledo (BRA) 14.60 def. Brett Simpson (USA) 12.94
SF 2: Italo Ferreira (BRA) 13.37 def. Vasco Ribeiro (PRT) 9.10
・クオーターファイナル
QF 1: Filipe Toledo (BRA) 9.73 def. Joel Parkinson (AUS) 8.67
QF 2: Brett Simpson (USA) 10.54 def. Frederico Morais (PRT) 10.46
QF 3: Vasco Ribeiro (PRT) 13.34 def. Jeremy Flores (FRA) 8.17
QF 4: Italo Ferreira (BRA) 18.27 def. Gabriel Medina (BRA) 6.83
・ラウンド5
Heat 3: Vasco Ribeiro (PRT) 10.43 def. Michel Bourez (PYF) 9.77
Heat 4: Gabriel Medina (BRA) 9.26 def. Keanu Asing (HAW) 5.30
ハイライト
https://youtu.be/8yUpypkTJw0
パーフェクト10@ファイナル byフィリペ・トレド
https://youtu.be/h8n4nFRXhX8
9.93ポイント@ファイナル byイタロ・フェレイラ
https://youtu.be/WHTDIa7kHQs