メキシコで1月17日に開催されたBWT(ビッグウェイブツアー)イベント「トドス・サントス・チャレンジ(Todos Santos Challenge)」。
2015/2016年シーズンBWTイベント「トドス・サントス・チャレンジ」:ハイライト
WSLからケリー・スレーターの参加が報じられ、誰もがケリーの出場を楽しみにしていたものの、数時間後に突如として欠場の発表が行われました。
ケリー・スレーターがBWTイベント「トドス・サントス・チャレンジ」参戦を表明
今回の動画は、メキシコへと飛ばなかったケリー・スレーターが、ハワイのオアフ島からマウイ島へと移動し、ジョーズ(現地名:ピアヒ)でフリーサーフしていた映像をお届けします。
スポンサーリンク
ケリーが訪れていたのは、1月15日にビッグスウェルで大盛り上がりとなったマウイ島ジョーズ。15日のケリーはオアフ島ノースショアのワイメアでサーフしていたので、ケリーがジョーズを訪れた際はすでにサイズダウン。ただし、しっかりとサイズは残っていました。
マウイ島ジョーズのパドルインで過去最大サイズのチャージ@2016/1/15
ケリーのライディングと言えば、ほとんどのサーファーが良く目にしているので、一発でケリーだと見分けられると思います。しかし、ビッグウェイブサーフィンになると別物。
今回の動画で面白いのが、冒頭でのライディングを撮影している時に収録されている声。まずは女性の声で「That was sick, who is that?(ヤバいわ、あのサーファーって誰?)」に続き、「I don’t know, He’s got some style(分からないけどスタイリッシュだね)」と男性が返答。
つまり、この二人はケリーとは認識していなかったのです。どんなラインナップであっても、ケリーとは気付かれていないにもかかわらず、異彩を放ってしまうのはケリーが「キング」と呼ばれる所以ですね。
*英語の一口メモ*
日本では「病気」という意味で知られる「sick」。英語ではスラングで「ヤバい」という意味で頻繁に使われます。日本語の「ヤバい」と同様、良い意味と悪い意味の両方を表現できますね。
例えば、波がデカすぎたりホレすぎたりと、危険なコンディションを表現する時に使いますし、誰かがとんでもない高さやローテーションのエアーをメイクした時に「スゴい」という意味でも使います。
近年では、「sick」と同じような意味で「mental」という表現を使うことも増えています。
ケリー・スレーターの過去記事は、下記リンク先からチェックして下さい。
ケリー・スレーターのボードブランド「スレーターデザインズ」が3モデルをお披露目
ケリー・スレーターがマウイ島(ハワイ)ホノルア・ベイでニューイヤーセッション