ポルトガル出身のニック・ヴォン・ラップ「Nic von Rupp」(25歳)。WQSイベントにも参加しているプロサーファーであり、2014年には地元ポルトガルで開催されたWCTイベントにワイルドカード出場を果たしています。
ツアーノートbyハーレー:ワイルドカードのニック・ヴォン・ラップ
今回の動画は、ニック・ヴォン・ラップが2014年と2015年のヨーロッパのウインターシーズン×2において、ベストウェイブを求めてサーフハントした際の17分に渡る映像をお届けします。
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近年、ビッグウェイブシーンで話題を集めているヨーロッパ。そんなヨーロッパのウインターシーズンにスラブ(slab:底ボレするバレル)を求めて飛び回ったというニック。
ヨーロッパ内であれば、2時間程度のフライトでどこへでもアクセス可能な利便性を生かし、サーフハントに専念したと言います。撮影地となったのは、スタートのマラモア(アイルランド)から始まり、ポルトガル領のアゾレス諸島、ポルトガル本土とのこと。
ビッグウェイブサーファーではないけれど、バレルに入っている時のフィーリングが大好きでスラブハントを行ったというニック。冒頭のシーンでは「死を考えることはないね。アドレナリンの方が優るんだから」と根っからのアドレナリンジャンキーです。
そんなニックですが、サーフィンで一番怖いのはリーフとのこと。6フィートくらいのリーフブレイクでセッションともなれば、胃が痙攣するほど嫌だと話すのは意外な事実。
印象的なのは、動画最後で語るニックのセリフ。「ビッグウェイブサーファーは、誰一人として生まれながらにビッグウェイブサーファーなわけじゃない。段階を踏んで自分に打ち勝つことで、デカい波にチャージできるようになるんだから」。
「ガンにしろ心臓病にしろ、死に方を選ぶことはできない。だから、自分の生き方くらいは自分で決めようぜ」とのこと。人生について考えさせられるセリフですね。
https://vimeo.com/147998988
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