ミック・ファニング
photo:WSL / Kirstin Scholtz

2016年3月10日からスタートするWCT(ワールド・チャンピオンシップ・ツアー)初戦を前に、2015年WCTを振り返ろうという企画の最終回。これまでの記事を見ていない方は、下記リンク先からチェックして下さい。

2015年WCTの名シーン1:エアリバースをメイクしたシルヴァナ・リマ

2015年WCTの名シーン2:パーフェクトスコアを出したオーウェン・ライト

2015年WCTの名シーン3:ケリー/ミック/ガブリエルのスーパーヒート

2015年WCTの名シーン4:ジョンジョンvsガブリエルの次世代対決

2015年WCTの名シーン5:ケリー・スレーターのスーパーリカバリー

2015年WCTの名シーン6:タティアナ・ウェストン・ウェブのフロントサイドバレル

第七弾であり最終回となる今回は、ハワイのオアフ島パイプラインを舞台にしたWCT最終戦「ビラボン・パイプマスターズ」において、ケリー・スレーターvsミック・ファニングvsジョンジョン・フローレンスのヒートが名シーンとして選ばれました。


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ワールドタイトルを左右する重要なヒートであったミックに対し、パイプラインではトップライダーと言われるケリーとジョンジョンが名前を連ねた組み合わせ。ミックとしては、キツいヒートですよね。

3人が対戦したのはラウンド4。スロースタートとなった同ヒートは、中盤まではロースコアが目立つ展開。しかし、後半に差し掛かろうとした辺りからバトルモードがオンとなりました。

結果としてはミックが勝利した同ヒート。ジョンジョンはパーフェクト10に近い9.83ポイントをマークするも、バックアップスコアを揃えられない結果に。ケリーは8ポイント台を二本揃えるも、合計ではミックに及ばず。

ただ、個人的にはケリーのスコアが、低すぎたような気がしました。2:33~からのバックドアが7.33、3.11~からのこちらもバックドアが8.30。いかがでしょうか!?

何はともあれ、このサイズにして、この3人が揃うヒートというのは、非常に見応えがあるので名シーンなのは間違いないですね。