エルニーニョ年の威力を知った2015/2016年の北半球ウインターシーズン。エルニーニョ現象になると、ここまで絶え間なくビッグスウェルが押し寄せるのかと唖然とさせられましたね。
そんな近年稀となるシーズンの中でも、注目を集めたのはハワイのオアフ島ノースショア。ワイメアではエディイベントが開催されましたしね。
今回の動画は、ハワイのオアフ島ノースショアにおける2015/2016年シーズンのダイジェスト映像をお届けします。
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シーズンを振り返ってみると、ノースショアにおけるシーズン序盤となる2015年12月、エヴァン・ガイゼルマン、オーウェン・ライト、ビード・ダービッジとビッグネームサーファーがパイプラインで負傷したのは鮮烈なニュースでした。
現在においても、オーウェンとビードはワールドツアーに復帰出来ていないので、いかにパイプラインでのサーフィンがリスキーであるのか、再認識させられました。
パイプライン(オアフ島)で意識不明となったエヴァン・ガイゼルマンの続報
SNSで本人が語った心境から察する想像以上に深刻なオーウェン・ライトの現状
2015年パイプマスターズで大怪我を負ったビード・ダービッジの状況
年が明けて2016年、パイプラインで開催されたボルコムプロでは、ケリー・スレーターが長らく振りのコンテスト優勝。パイプラインという舞台で強さをアピールするところは、ケリーらしくもありました。
2016年QS3,000「ボルコム・パイプ・プロ」:最終日ハイライト
エルニーニョの影響からビッグスウェル続きとなり、期待されたのがワイメアでのエディイベント。何度か、あのスウェルで開催すれば良かったのにと言われながらも開催にも至らず、ウェイティングピリオド終了直前に開催。
そのスウェルこそがエディイベントにおける過去最大サイズとも言われるほどのコンディションとなったのです。ミラクル過ぎるほどのタイミングであり、今後語り継がれるほどのイベントとなりましたね。
31周年にして9度目の開催となった2015/2016年シーズンのエディイベント@ワイメア
2015/2016年シーズンのエディイベント@ワイメアのバックステージ動画
さて、様々なことが起こり、記憶に残るシーズンとなったオアフ島ノースショアの2015/2016年シーズン。来シーズンは、明るい話題をメインに再び盛り上がって欲しいですね