ショートボードでは乗れないような、サイズが小さかったり厚めのブレイクであっても、圧倒的な浮力から乗れてしまうロングボード。ボードの上でクロスステップを楽しんだりと優雅な印象があります。
ただし、優雅なのはあくまでもクラシカルなログ。かつてのコンテスト界では、ロングボードでもショートボードのようなハイパフォーマンスが主流になった時期もあり、ハイパフォーマンスロングボードが流行っていました。
今回の動画は、現代においてもハイパフォーマンスロングボードライディングを見せるハーレー・イングルビー(Harley Ingleby)によるフリーサーフ映像をお届けします。
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先日紹介したジョエル・チューダーのダクト・テープ・インビテーショナルのよう、コンテスト界でハイパフォーマンスロングボードが繁栄するようになると、クラシカルなログへと原点回帰するロングボーダーが増えました。
ジョエル・チューダーの2016年ダクト・テープ&会場までのロードトリップ
この流れって、ビッグウェイブサーフィンにおけるトウインサーフからパドルインサーフィンへと原点回帰したものと似ていると思いませんか!?
興味深い点として、両者ともにどちらか一方に傾倒したわけではなく、新たな分野を追求するものもいれば、原点回帰の道を追求するものがいたりと、派生していったのです。
どちらが正しくどちらが間違っているといった問題ではなく、あくまでも何を選ぶかは個人的趣向に委ねられているので、正しいあり方ですね。また、今後サーフィンを始めるかもしれない潜在的サーファーにとっては、選択肢が広がるので良いのではないでしょうか。
さて、今回の動画ですが、ハーレーが乗っているのはもちろん、クラシカルなログではありません。サンダーボルト・テクノロジーを駆使した「ハーレー・イングルビー」シリーズボード。
どのようなボードかというと、簡単に言うと最先端素材と技術を生かして超軽量なロングボードにして、ボードのマニューバビリティを高めたものです。
その結果、バレルライドやハイパフォーマンスアクションを可能にし、さらにはロングボードの魅力であるノーズライドも可能という、相当欲張りなボードになっています。
それにしても、ロングボードをここまで動かせるのなら、ショートボードに乗ったら相当凄いだろうにと余計な事を考えずにはいられません・・・。
SUP(スタンドアップパドルボード)での驚きハイパフォーマンスライディングの過去記事は、下記リンク先からチェックして下さい。