元CTサーファーで後にビッグウェイブサーファーへ転身したシェーン・ドリアン「Shane Dorian」(48歳)。
CTでの最高位は2000年のCTランク4位、ビッグウェイブシーンではビッグウェイブアワードの様々な部門を複数受賞と言わずと知れたトップサーファー。
今回の動画は、シェーン・ドリアンによる直近でエルニーニョ年となった2016年のマウイ島ジョーズでのビッグウェイブセッション映像をお届けします。
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今ではマウイ島ジョーズにビッグスウェルがヒットしたセッション動画でも見ることのなくなったシェーン。
息子のジャクソンがスーパーグロムとして台頭してきているので、ジャクソンのサポート役といった裏方に回ったのだと思います。
コンテストシーンでも、同じビラボンライダーのイタロ・フェレイラにパイプラインでコーチしたりと、自身の経験を伝えていますし。
そんなシェーンは、ビッグウェイブシーンにおいて大きな功績を残しています。
ビッグウェイブサーフィンにおいて今では当たり前となっているインフレータブルベストを考案したのがシェーンだからです。
ビッグウェイブサーフィンで仲間が溺れて亡くなるという悲劇を無くしたくて思い付いたと当時は語っていました。
そしてシェーンの思惑通り、インフレータブルベストが流通してからは溺れ死ぬサーファーがいなくなったと言うので、ビッグウェイブサーフィンにおける転換期を築いた存在と言えます。
そのシェーンがビッグウェイブサーフィンの世界でトップレベルに君臨していた時代の映像が今回の動画。
動画ではわずか2本のライディングのみフィーチャーとなり、2本目のライディングは2016年ビッグウェイブアワードでの「Ride Of The Year」受賞ライドとなります。