真冬になると必須アイテムとなるサーフブーツ。素足の感覚に慣れていてサーフブーツを毛嫌いする方は多いと思いますが、寒さには勝てずにやむを得ず履いている方もいるのではないでしょうか。
サーフブーツはサイズ別で販売していますが、人それぞれに微妙に足の形が異なっていたりと、完璧にフィットすることがない点も敬遠される理由の一つかもしれません。
今回の記事は、これまでのサーフブーツのイメージを覆すかもしれないボディグローブ(Body Glove)によるサーフブーツ「RED CELL BOOTIE」についてお届けします。
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サーフブーツにおける最大の問題としては、足の形がブーツに対して完璧にフィットすることがほぼない点。すると、踏ん張った時に微妙にずれたり、浸水してきた海水が溜まったりといった問題に繋がります。
そこで誕生したのが、手軽に自分でブーツの形を変形させ、カスタムフィットさせることが可能なボディグローブのブーツ。
熱を利用した変形方法は以下の通り。
1. 沸騰させた熱湯をブーツ内部の半分くらいまで注いで5分ほど待機。
2. 5分待機後はブーツからお湯を流し、その後は素早く冷水ですすぐ。
3. ブーツを履いて、足の形を型作るまで5分ほど待機。
以上のシンプルな工程により、自分の足の形に合わせたカスタムフィットが完成というわけです。
カスタムフィットさせたブーツの特徴は、まずは履き心地の良さにあります。わずかなズレなども生じないので、サーフィン中のストレスが軽減されます。
もう一点は、足の形にフィットしているということは海水が浸水しないので、これまで以上に暖かさをキープできる点にあります。
実はこの技術、スノーボードやスキーのブーツに関してはスタンダードに近いほどメジャーなもののようですが、サーフブーツに取り入れるのは初の試みと言います。
日本国内での発売についての情報は見つかりませんでしたが、海外では今年2016年11月から発売開始となるそうです。
公式サイト「RED CELL BOOTIE」
https://vimeo.com/189345925