先日お届けしたアレックス・グレイによる飛行機移動におけるサーフボードの破損トラブル。
非常に反響のあった同ニュースに関して、その後の進展があり、アレックスが本人のSNSで状況を説明しました。
今回の記事は、サーフボード破損トラブル後のアメリカン航空がアレックス・グレイに取った対応の内容をお届けします。
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今回の事故の概要としては、ホノルル発ロサンゼルス行のフライトに乗ったアレックスがロスに到着すると、預けていた5本のサーフボードの内、4本が破損していたというもの。
アレックスがSNSでその件を報告すると情報は瞬く間に拡散。スポーツメディアの一つがアメリカン航空にコンタクトを取ると、以下の返答があったと報じました。
「サーフボード破損について申し訳ありませんでした。現在、何が起きたのか検証中です。問題解決に向けて、グレイ様とも直接連絡を取っております」
サーフボード輸送について航空会社は何があっても免責という条件の下でサーファーはボードバッグを預けるため、誠実な対応を取っているなと感じました。
なのですが、アレックスの更なる投稿により、実際にはアメリカン航空がアレックスに直接連絡を取っていなかったことが判明…。
この投稿により、ようやくアメリカン航空は重い腰を上げたのか、4日後にアレックスは以下の投稿を公開。
「アメリカン航空が連絡してきて、問題は解決したよ。破損したサーフボードとボードバッグは全て賠償してくれることになった。超過手荷物料金も返済してくれるって」。
「ボードは(乗り物に)轢かれた可能性が高いって認めた上で謝罪してくれた。SNSのポジティブな力を発揮できて嬉しいし、全てのサーファーにとって良い前例になったんじゃないかな」。
免責という条件を航空会社が自ら覆す結末となった今回のサーフボードトラブル。おそらくセキュリティカメラを検証して、相当なまでに滅茶苦茶な扱いをしていたからこその結果なのかと思います。
個人的には、サーフボードが超過手荷物料金の対象になることは置いといて、サーフボードは脆いので航空会社の免責も致し方ないとは思います。ただ、免責であるのは、あくまでも普通に荷物として扱うという当たり前の前提条件があってこそ。
動画サイトなどでサーフボードバッグを投げ飛ばすように扱う様子などを目にすることがありますが、壊れてもおかしくない扱いをすることに対して、サーファーが同意しているわけではないのですから。
今後、「昔は飛行機でのサーフボード破損ってあったよね~」くらいに、過去の話になってくれることを願います。