
via youtube
必ずワールドチャンピオンになれると常に言われ続けていたものの、なかなか手が届かないサリー・フィッツギボンズ「Sally Fitzgibbons」(26歳)。
個人的には、メンズのパーコやタジのような存在のように感じます(パーコは10年以上のツアー歴を経てタイトルを獲得して、タジは最後まで獲得できませんでした)。
今回の動画は、サリー・フィッツギボンズの人物像を掘り下げるWSLによるプロファイル映像をお届けします。
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幼い頃からスポーツが大好きな女の子だったサリー。8歳にして、何らかのスポーツでワールドチャンピオンもしくはオリンピックの金メダリストになると決意。
サッカー、タッチフットボール、クロスカントリー、陸上、サーフィンと様々なスポーツにトライし、陸上の中距離では国内タイトルまで獲得しているものの、サーフィン一本に絞ることに。
サーフィンの世界では、16歳でワールドジュニアタイトル獲得、18歳で当時のウイメンズ史上最年少でワールドツアー入りを決定。ツアー歴2年目となる2010年から2012年までは3年連続でCTランク2位となり、ワールドタイトル目前の結果を残します。
ちなみに、動画ではサリーがルーキーイヤーの2010年にCTランク2位と言ってますが、サリーのツアー入りは2009年のことで、ルーキーイヤーのツアーランクは5位です。
まさにエリート街道を突き進んでいたサリー。しかし、カリッサ・ムーアなどといった若手サーファーが台頭してくるとランクを落とすようになり、昨年2016年シーズンは自己最低の8位まで転落することに。
近年ではビジネス面などでの活躍も目立つサリーなので、引退も視野に入れているのかと思いきや、ストイックなトレーニングを継続し、今シーズンはセンセーショナルな活躍を見せています。
ウイメンズのツアーはちょうど折り返し地点を迎えたばかり。サリーの現ランキングは、十分にワールドタイトルを狙えるだけのポジションに付けています。
個人的にはワールドタイトルを取ってもらいたいサーファーの一人ですが、現在の上位陣としてはタイラー・ライトやステファニー・ギルモアなど強敵揃い。
ウイメンズのツアー後半戦において、果たしてどのようなドラマが繰り広げられることになるのか楽しみにしたいです。