JベイでのCTイベント三日目のレポートでお伝えした通り、フリーサーフィン中にサーフボードがヒットし、足の指を二本折ってしまった11×ワールドチャンピオンのケリー・スレーター「Kelly Slater」(45歳)。
当初の話では完治に掛かる時間は6週間ほどとケリー本人が公表していましたが、怪我の状況は思っていた以上に悪かったとのこと。
今回の記事は、ケリー・スレーターの怪我に関して、本人が公表したさらなる情報に関する内容をお届けします。
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当初はチョープー(タヒチ)でのイベントを欠場する程度でワールドツアー復帰すると思われていたケリー。しかし、ケリーのホームであるアメリカにいるかかりつけ医がレントゲン写真を精査すると、完治には4~6カ月要すると診断を下したそうです。
今年は本気でワールドタイトルを狙うと公言していたケリーだけに、完治に半年ほどかかることになれば、今シーズンの復帰自体厳しい状況になります。
また、ケリーはこれまでに大怪我をした経験がなく、海に入れなかった最長期間は3カ月とのことで、精神的にも結構厳しいかと思います。
そんなケリーによるSNS投稿は以下の通り。
「今日みたいなコンディションのJベイを楽しみにしてたんだよね。ライディングスピードなんて、写真のライディングの二倍くらいになるし」と、怪我により棄権となった現状を悔やむ心情を反映したコメントを寄せています。
しかし、コメント中盤にはこれからの決意やポジティブな心構えも伺える内容となっています。
「チャレンジとしては、目的意識を失わずに焦らず、健康な状態で怪我を治すこと。みんなも今後、僕みたいな怪我をするかもしれないから、僕の経験から順調に回復するための秘訣なんかをシェアできればと願ってる」。
たとえ今季の復帰は難しくても、ケリーならば来季のワールドツアーにはインジュリーワイルドカードを与えられるはずなので、ツアー残留はできるはずです。
ただ、モチベーションの問題もあるので、ツアー残留したとしてもどうなるのかは分かりません。来年には46歳ですからね。
果たして、完治後のケリーの動向がどうなるのか注目が集まります。
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