2017/2018年シーズンのWOTW(Wave of the Winter)勝者がついに発表されました。
日本人サーファーによる初受賞の可能性も秘めていたので熱かった今季ですが、最終的にはジョンジョン弟のネイザン・フローレンスの受賞となりました。
今回の記事は、ネイザン・フローレンスのサプライズ受賞の動画やジャッジのコメントなどをお届けします。
スポンサーリンク
パドルインでのビッグバレルサーフィンにおいて、テクニカルな面で高い評価を受けているフリーサーファーのネイザン。
数年前にチョープー(タヒチ)でメイクしたバレルなど鳥肌もので、ケリー・スレーターも称賛していたほどですし。
そんなネイザンの今季WOTW受賞について、ジャッジの一人であるシェーン・ドリアンは以下のコメントを寄せています。
ネイザンのライディングが他のノミネート作品と一線を画したのは、あのライディングには全ての要素が含まれていたから。
見事なレイトドロップに始まり、波は相当サイズがあったし、ネイザンはディープなポジションからパンピングしながら抜けてきた。
バレル自体は二つのセクションがあったから、他のノミネートライドよりもバレルに入っている時間が長くて、バックドアの端から端ほどの長さじゃないかな。
ネイザン本人は、あの波はバックドアからオフザウォールまで伸びたバレルになっていたので、狭間のチャンネルで波のシェイプが変わる懸念がある中でのチャージだったものの、結果的にはWOTW受賞作となることに。
ちなみに、昨シーズンのWOTW勝者はネイザンにとって昔からのサーフ仲間であるコア・ロスマン。
コアが受賞した時は、同世代のサーファーに先を越された悔しさもあったみたいですが、その翌年となる今季に見事受賞ということで、昨年今年とオアフ島ノースショアの若手ローカルの台頭が目立つ結果となりました。
-----
参照記事:「Nathan Florence Wins O’Neill Wave of the Winter」