CT初戦を13位で終えた2018年ツアールーキーであるブラジリアンサーファーのウィリアン・カルドソ「Willian Cardoso」(32歳)。
12年という長い長いQS生活を経た上で、ようやく果たした念願のワールドツアー入りです。
今回の動画は、WSL(ワールドサーフリーグ)によるウィリアン・カルドソのプロファイル映像をお届けします。
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ニックネームは「パンダ」のウィリアン。由来はQS仲間とフランスでのイベント前、映画「カンフー・パンダ」を見たことに起因します。
映画では夜中に目を覚ましたパンダがキッチンに食料を漁りに行くシーンがあり、映画を見た日の夜中3時、ウィリアンも同じ行動をしていたので「パンダ」と呼ばれるようになったそうです。
そんなウィリアンですが、12年もQS生活を送っていたということで苦労人。華やかな舞台であるCTに対し、QSは下積み時代といった感じですし。
QS生活を送りながらCT入りを決めないという事は結果を残していないに等しいことになるので、スポンサーを失った時期もあったというウィリアン。
それでも家族のサポートを受けながら、金銭的にも精神的にも苦しい中で「今年が最後」とQSに臨んだのが昨年2017年シーズン。
そんなラストチャンスとなる昨シーズン、QSランク8位となって夢のワールドツアー入りを決めることになりました。
パワーサーファーのウィリアンにとって、QSよりも圧倒的にCTイベント会場の方がサーフスタイル的にはフィットするはず。
2013年にワイルドカード出場したリップカールプロ@ベルズビーチでは5位という結果も残しているので、明日からスタートとなる同イベントでの活躍に注目したいところです。