Photo: WSL / DANIEL SMORIGO

現地時間2018年5月15日(ブラジル)、リオデジャネイロ(ブラジル)のサクアレマをメイン会場としたCT第4戦が開催。

本日はメンズの「オイ・リオ・プロ(Oi Rio Pro)」が開催となり、ラウンド2ヒート7~ラウンド3全ヒートが行われました。

今回の記事は、オイリオプロのイベントレポート、動画、波予報などといったニュースをお届けします。


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オイ・リオ・プロ(Oi Rio Pro)

本日もパワフルなライトがブレイクするバックアップ会場のバリーニャで開催され、時間の経過と共に風が入り、コンディションは目まぐるしく変化。

とても興味深かったのは今季から厳しくなったジャッジ基準で、マニューバの難易度を重視するようになった事から似たような連続ターンではあまりスコアが伸びなくなり、バリーニャでは再びエアリアルにスコアが出るようになった印象です。

特に顕著だったのは、五十嵐カノアとグリフィン・コラピントのヒート。レールサーフィンが武器のカノアはビッグセットが3回のターンとバレルのコンボで7.67をマーク。

一方のグリフィンは、ミディアムサイズの波でテールハイエアリバース一発のみをメイクで7.40をスコア。ランディングポジションが難しい点も考慮されたのでしょうが、リスキーなマニューバほどハイスコアが付くイメージが強かったです。

この点を考慮したサーフィンを見せたのはジョンジョン・フローレンス。ランディングが難しいエンドセクションに加え、グリフィンよりも回転を増したフルローテーションの縦系エアリバースで9.80を記録しています。

ジョンジョン・フローレンスの9.80

ただ、エアリアルが全てではなかった本日。シングルハイエストスコアの9.93を出したのは、昨日も好調だったイアン・ゴーベイア。

バレルとエンドセクションでのターンのみでしたが、ランディングの難しいエンドセクションへのアプローチが、バリーニャではスコアを大きく左右しているように感じます。

イアン・ゴーベイアの9.93

今後メイン会場に戻っての再開となれば、再びジャッジ基準は変わってくると思うので、この辺はウェイブプールとは違い、海でのイベント開催の面白さではないでしょうか。

さて、ラウンド3を終えた時点で勝ち残っているサーファーは国別で、ブラジル×5、ハワイ×3、オーストラリア×2、アメリカ×1、そして唯一の日本人サーファーである五十嵐カノア。

これから面白いマッチアップが目白押しとなっているので、カノアの活躍に加えてイベント後半戦も楽しくなりそうです。

本日の結果

今後のヒート表

ハイライト動画

波予報

本日までのスウェルは16日(水曜)には落ち着き、16日午前はフェイスで4~5フィートの予報。17日はさらにサイズダウンが進み、18日に再びのサイズアップ予定です。

ウイメンズCTサーファーのSNSを見る限り、16日はウイメンズイベントが再開になると見られます。

まとめ

日本とリオデジャネイロ(ブラジル)の時差は12時間で、日本が12時間進んでいます。

現地時間の午前7時にイベントスタートの場合、日本時間では同日の午後7時となります。

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公式サイト「Oi Rio Pro

公式サイト「Oi Rio Women's Pro

オイリオプロの過去記事

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