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波が無い時にもサーフィンしたいとの思いから、サーファーが生み出したスケートボード。

一時期はサーフとスケートは別世界のように思われていたものの、今ではサーフスケートという言葉もあるくらい親和性は高く、特に30代以下ならばスケートもやっているサーファーは多いのではないでしょうか。

サーフィンから派生したスケートではあるものの、近年ではエアリアルにおいてサーファーをインスパイアしていますね。

そんなスケートからのインスパイアとして、エアー以外で注目されるのがスイッチスタンス。

今回の動画は、2×ワールドチャンピオンのガブリエル・メディナ「Gabriel Medina」(26歳)によるスイッチスタンス映像をお届けします。


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スケートボードやスノーボードから多大な影響を受けているサーフィンにおけるエアリアル。

ですが、サーフボードの重さ(約3キロ前後)や大きさを考慮し、エアリバースのフルローテーション辺りでサーフィンにおけるエアリアルの進化は止まると考えられていました。

実際にはさらなる進化を遂げ、アルビー・レイヤーがフルローテーションに縦回転を加えたマックツイストをメイクしたり、マット・メオラが回転軸が変わるスピンドルフリップをメイクしているのですが。

話を戻し、フルローテーションでエアリアルの進化は頭打ちと言われた頃、ではサーフィンの今後の進化という話題になると必ずテーマに上がったのはスイッチスタンス。

スイッチスタンスとは、レギュラーフッターがグーフィースタンス、グーフィーフッターがレギュラースタンスでボードに乗ることで、スケートやスノーでは当たり前のテクニックです。

そして今やサーフスケーターが多いことから、スイッチスタンスがサーフィンでも珍しくない時代が来ると考えられたわけです。

現在のサーフシーンにおいて、スイッチスタンスをするサーファーとして真っ先に頭に浮かぶのはスレーターデザインズからサーフボードモデルをリリースしているシェイパーのダン・マン。

ライトであろうがレフトであろうが、どちらの波もスイッチスタンスでフロントサイドの波にしちゃってます(笑)。

下記リンク先の記事からスイッチスタンスでのライディング動画を見ることができます。

CTサーファーで言えば、イタロ・フェレイラもSNSでスイッチスタンスの動画を公開しているので有名ですね。

他には、ケリー・スレーターやジェイミー・オブライエンなんかはパイプラインでのバレルライドにおいて、バレルの中でスタンスを変えたりしていました。

上記サーファーたちに負けず劣らずとなるのが今回のガブリエルの動画。

結構前からガブリエルはスイッチスタンスをしていて、紹介する動画の撮影年は順に2012年、2014年、2019年となります。

果たして、スイッチスタンスは今後流行ることになるのかどうか注目したいところです。

2012年@ベルズビーチ

2014年@ローワーズ

2019年@Jベイ(スイッチスタンスのシーンは11:29~)

スイッチスタンスの過去記事