現地時間2018年6月2日(インドネシア)、バリ島のクラマスをメイン会場としたCT第5戦「コロナ・バリ・プロテクテッド(Corona Bali Protected)」が開催。
本日はメンズとウイメンズの両方が開催となり、ウイメンズのクオーターファイナル~セミファイナルとメンズのクオーターファイナルが行われました。
今回の記事は、コロナバリのイベントレポート、動画、波予報などといったニュースをお届けします。
スポンサーリンク
ウイメンズ:コロナ・バリ・プロテクテッド(Corona Bali Protected)
波予報とは裏腹にクリーンコンディションとなった事からスタートとなった本日。5日(火曜)にサイズアップ予報となっているものの大幅なものではなく、さらに今イベント後にウルワツでの代替イベントを控えているため、早く終了させたいとの思惑からではないでしょうか。
まずスタートしたのはウイメンズのクオーターファイナル。クオーターでは、ヒート2で現CTランクトップのステファニー・ギルモアがタティアナ・ウェストン・ウェブに敗退の波乱が。
波運に見放され自身のサーフィンを見せる事ができない敗退とあり、ハッピーギルモアと呼ばれるほど常に笑顔を絶やさないステフにしては珍しくイラ立ちを示していました。
Current @jeep leader, @Steph_gilmore goes down in Quarterfinal 2 #CoronaBaliProtect https://t.co/DCzGCcCIvr pic.twitter.com/kepkMNypEf
— World Surf League (@wsl) 2018年6月2日
基本的にハイスコアがほとんど出なかったクオーターファイナルにおいて、唯一のエクセレントレンジ(8~10ポイント)をマークしたのはサリー・フィッツギボンズ。
バックサイドアタックでコンスタントにスコアを重ねることで、ツアールーキーながらも安定した強さを見せるキャロリン・マークスを相手にベテランの意地を見せる結果となりました。
*サリー・フィッツギボンズの8.40
.@Sally_Fitz takes the win over #CarolineMarks in Quarterfinal 4! #CoronaBaliProtected: https://t.co/DCzGCcCIvr pic.twitter.com/tEbDF740qt
— World Surf League (@wsl) 2018年6月2日
セミファイナルに進むと、ヒート1では今季は調子の出ないタイラー・ライトがタティアナを撃破。意外なことに、タイラーにとっては今年初のファイナル出場となります。
*タイラー・ライトの8.00
.@tylerGwright defeats @tatiwest in #CoronaBaliProtected Semifinal 1 → https://t.co/DCzGCcCIvr pic.twitter.com/evVGa0iLdb
— World Surf League (@wsl) 2018年6月2日
ヒート2は、今イベントの調子を見る限り事実上のファイナルとも言えるレイキー・ピーターソンとサリーのヒート。
これまでバレルでハイスコアを出してきたサリーでしたが、レイキー相手とあってか珍しくエアリアルにトライし続けるシーンが目立ち、メイクできずに時間だけが過ぎていくことに。
残り時間わずかで普段通りのターンをメインとしたライディングで7.10をマークしたものの、時すでに遅しといった感じでバックアップスコアを出すことができずにサリーはセミで敗退。
レイキーにとってファイナル進出は今季3度目。現CTランクは2位で、今イベントでもしも優勝すればステフからイエロージャージ奪還となります。
本日の結果
今後のヒート表
メンズ:コロナ・バリ・プロテクテッド(Corona Bali Protected)
クオーターファイナルのみ開催となったメンズは、パワーのミシェル、ワイルドカードのマイキー、戦略のジョーディ、マニューバのトランジションがネクストレベルなイタロが勝ち上がる事に。
特に興味深いヒートだったのが、フィリペ・トレドと対戦したジョーディ。フィリペが相手となると、セットでなくてもヒュージエアーでハイスコアを簡単に出されるので、戦略を練っていたと言うジョーディ。
クラマスでフィリペが対戦相手となった今回の戦略は、とにかくベストウェイブに乗ること。フィリペはインサイドの波でもハイスコアを出すから。
そこでサイズの波でバレル狙いに的を絞れば、ヒートをコントロールできるって考えてたんだ。ジャッジがバレルにスコアを付けるのも分かってたしね。
だから一本目の波は良いスコアが出るって分かってたよ。フォームボールに乗るくらいディープなバレルだったし、ギャラリーからの歓声がしっかりと聞こえたから。
今年はラウンド3敗退の結果続きでうんざりしてたから、そろそろ勢いに乗りたいところだね。特にバリ島みたいな美しい場所で、最高な波に恵まれて。
*ジョーディ・スミスの9.57
.@jordysmith88 takes the win over @toledo_filipe in #CoronaBaliProtected QF, Heat 3 → https://t.co/DCzGCcCIvr pic.twitter.com/QzhRAB34sf
— World Surf League (@wsl) 2018年6月2日
その他、勝者のハイスコアは以下の通り。
*ミシェル・ボウレズの8.50
.@michelspartan defeats #GriffinColapinto in #CoronaBaliProtected Quarterfinal 1 → https://t.co/DCzGCcCIvr pic.twitter.com/S6Wa445Y29
— World Surf League (@wsl) 2018年6月2日
*マイキー・ライトの8.43
#MikeyWright defeats @williancardoso in #CoronaBaliProtected QF, Heat 2 → https://t.co/DCzGCcCIvr pic.twitter.com/RK7YBM0i9k
— World Surf League (@wsl) 2018年6月2日
*イタロ・フェレイラの8.60
.@ferreiraitalo15 defeats @floresjeremy in #CoronaBaliProtected QF, Heat 4 → https://t.co/DCzGCcCIvr pic.twitter.com/Qrxixe1Dve
— World Surf League (@wsl) 2018年6月2日
本日の結果
今後のヒート表
ハイライト動画
波予報
今後のサイズもこれまで同様、セットでオーバーヘッドほどですが、明日3~4日は午前から弱いながらもオンショアの見込み。
通常であれば朝の風がオフショアとなる予報の5日がイベント最終日になると思いますが、もしかしたら明日の午前にあまり風の影響が出ていなければ残りヒートもわずかなので、終了させる可能性が十分にあると思います。
まとめ
日本とバリ島の時差は1時間で、日本の方が1時間進んでいます。
現地時間の午前6時半にイベント開始の場合、日本時間は同日の午前7時半となります。
-----
公式サイト「Corona Bali Protected」
公式サイト「Corona Bali Protected - Women's」