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Photo: WSL / WILL H-S

ウェイティングピリオド初日となる8月11日が目前に迫っている2023年CT(チャンピオンシップツアー)レギュラーシーズン最終戦「SHISEIDO Tahiti Pro」。

今イベントの結果をもち今季トップ5が決定し、タイトルレースとなる1日限りのイベント「WSLファイナル」がローワーズで開催となります。

今回の記事は、誰がWSLファイナル出場になるのかを占うタイトルレースのシナリオに関するニュースをお届けします。


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メンズのシナリオ

まずはメンズの最終戦を前にしたCTランキングは以下の通り。

現時点においてすでにWSLファイナルが確定しているメンズサーファーは以下の通り。

*フィリペ・トレド
*イーサン・ユーイング
*グリフィン・コラピント

CTランク4位のジョアン・チアンカとCTランク5位のヤゴ・ドラは、チョープーイベントの結果によってはランク落ちする可能性があると言うことです。

現時点において、トップ5入りする可能性が残されているサーファーはCTランク11位のコナー・オレアリーまで。

ランクが低いサーファーについてはあくまでも数字上の可能性であり、現実的ではないのですが。

現実的に考えればCTランク4位のジョアンのトップ5入りは手堅く、ジョアンがトップ5脱落となるシナリオは以下の通り。

ジョアンが1コケし、CTランク5位のヤゴ・ドラとCTランク6位のガブリエル・メディナがファイナリストになるのみ

ここからはヤゴの結果に応じたガブリエルとジョンジョンの逆転に求められるシナリオになります。

*ヤゴがラウンド2敗退 - ガブリエルはラウンド3進出以上、ジョンジョンはクオーター進出以上

*ヤゴがラウンド3敗退 - ガブリエルはセミ進出以上、ジョンジョンはセミ進出以上

*ヤゴがクオーター敗退 - ガブリエルは準優勝以上、ジョンジョンは準優勝以上

*ヤゴがセミ敗退 - ガブリエルは準優勝以上、ジョンジョンは優勝のみ

*ヤゴが準優勝 - ガブリエルは優勝のみ

上記のシナリオにおいて、ジョンジョンは1ランク上のガブリエルが自分よりも早いラウンドで敗退という条件も付くので簡単ではありません。

CTランク5位のヤゴ、6位のガブリエル、7位のジョンジョンについては、チョープー開催と言う事で当初はガブリエルとジョンジョンが有利と思っていました。

ですが、波予報ではイベント期間のサイズは最大でも頭ほどのスモールコンディションとなっているので、フロントサイドとなるヤゴとガブリエルが有利になるので2人の争いになる可能性が高いと思います。

ウイメンズのシナリオ

ウイメンズの現CTランキングは以下となります。

現時点においてすでにWSLファイナルが確定しているウイメンズサーファーは以下の通り。

*カリッサ・ムーア
*タイラー・ライト
*キャロリン・マークス
*モリー・ピクラム

ウイメンズはCTランク9位のガブリエラ・ブライアンまで可能性がありますが、こちらもあくまでも数字上の話。

現実的にタイトルレースに絡めそうなのはCTランク6位のレイキー・ピーターソンとCTランク7位のステファニー・ギルモアくらい。

ウイメンズのシナリオは以下の通り。

*ケイティがラウンド2敗退 - レイキーはセミ進出以上、ステフは準優勝以上

*ケイティがクオーター敗退 - レイキーは優勝のみ

メンズと同じく、スモールサイズのチョープー開催と言う事で何が起きても不思議ではないですが、ケイティがタイトルレースのプレッシャーに耐えられるのかがポイントになりそうです。

まとめ

メンズに関してはWSLファイナル進出が確定しているイーサン・ユーイングの怪我が気になるところ。

ビーチグリットの情報によると、チョープーでのワイプアウトで腰椎のL3とL4の2か所を骨折したとのこと。

となると、WSLファイナル欠場もあり得るので、そうなった場合にCTランク6位のサーファーが繰り上がるのか、もしくは繰り上げはなしで開催になるのかフォーマットも気になるところです。