開催期間が2020年7月24日~8月9日となっている東京五輪。
東京五輪にて初のオリンピック競技となるサーフィンの日程は7月26~29日開催となっていますが、サーファーとしては良いコンディションでオリンピック開催は難しいのでは思ってしまいますよね。
今回の記事は、東京五輪におけるサーフィンの日程についてIOC承認団体であるISAのフェルナンド・アギーレ会長が答えた意外なコメントの内容をお届けします。
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自然を相手にするサーフィンコンテストでは、ワールドツアーであるCT(チャンピオンシップツアー)イベントを例に挙げると2週間ほどの期間を設け、期間内で最もコンディションの良い日時に開催となるのが通例。
そのため、当初はオリンピック開催期間をウェイティングピリオドにすると言われていましたが、サーフィンは7月26~29日とスケジュール発表されることに。
ただでさえ波を当てることが厳しい時期である上、日程を固定にしてしまうとより一層厳しくなるので、非常に驚かされる発表だったのですが、フェルナンド会長から思いがけないセリフが。
主催者サイドとしてはチケット販売を始めるために日程を決める必要があっただけ。当初の日程で波が良ければ開催するし、波が良くなければ8月9日までの間での開催になるんだ。
セーリングと一緒だね。セーリングは風が吹かなければ開催できないけど、一応日程を決めているんだから。
とても拍子抜けするようなコメントですが、オリンピック開催期間がウェイティングピリオドと考えて間違いないようです。
また、イベント開催のコールの権限はISAにあるとのことで、風向きの良い午前中のみ開催といったフレキシブルな対応が可能とのこと。
さて、オリンピック期間中のベストコンディションを狙えることが分かったのは良かったのですが、フレキシブル過ぎるとチケット販売はどうなるの!?という疑問が残ってしまいますね…。
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