いよいよ今年2019年シーズンのワールドツアー初戦も4月3日にウェティングピリオドスタートと目の前に迫ってきました。
2019年シーズンのCT(チャンピオンシップツアー)ランキングは2020年東京五輪への出場資格に関わってくるので、CTサーファーにとってはこれまでになく重要な年。
日本国籍として唯一のCTサーファーである五十嵐カノア「Kanoa Igarashi」(21歳)にとっても例外ではありません。
今回の動画は、五十嵐カノアがワールドツアーやオリンピックに関して言及するインタビュー映像をお届けします。
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2016年からコンテスト界最高峰の舞台に参戦し、唯一の日本人CTサーファーとして活躍しているカノア。
2016年はCTランク20位、2017年はCTランク17位、2018年はCTランク10位と順調にキャリアを更新していることが分かります。
ワールドツアー以外では、ハイエストグレードとなるQSイベントのUSオープンにて、2017年と2018年の2年連続優勝という快挙を達成。
また、2018年のQSランクではトップの座を獲得してQSチャンピオンとなり、サーフィンのオリンピック日本代表選手として出場可能性が最も高いサーファーです。
そんなカノアにとって昨年2018年のCTにおける目標はトップ10入りで、ツアー前半戦は苦戦を強いられたものの、後半戦の巻き返しで見事トップ10入りを達成。
毎年ランキングを上昇させているカノアなので、今年2019年の目標はトップ5とハードルを上げたものの、すでにCT10位を達成したので手が届く目標とコメント。
最も気になるのはオリンピック。サーフィンがオリンピック競技となる以前にはCTでアメリカ国籍を選択していたものの、日本国籍に変更という大きな決断を下したためです。
これまでにも、家族や親戚が日本人と言う事から、日本開催となるオリンピックには日本代表として出場したいなどとの思いを語ってきていました。
そして今回、父親が若い頃からサーフィンしてきた志田下がオリンピック会場という点にも触れていて、カノアにとって東京五輪は生まれながらにして出場するべき運命にあったのではないだろうかと感じさせられます。
比較的分かりやすい英語で喋っているので、じっくりとチェックして見て下さい。