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今年でCT(チャンピオンシップツアー)歴13年目となっているレユニオン島出身のジェレミー・フローレス「Jeremy Flores」(31歳)。

ベテランCTサーファーであり、コンテストシーンにおけるヨーロピアンサーファーの中で最も成功しているコンペティターと言えます。

そんなジェレミーですが、長きに渡る選手人生においては浮き沈みもありました。

今回の動画は、ジェレミー・フローレスのコンテストキャリアを辿るドキュメンタリー映像をお届けします。


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アフリカ大陸近くに浮かぶレユニオン島出身のジェレミー。キャリアの始まりは、7~8歳の頃にフランスで開催されたクイックシルバーのプロジュニアイベントでの優勝。

同イベントで優勝したことで、クイックシルバーがスポンサーとなりました。その後は動画では触れられていませんが、年間の半分をフランスとオーストラリアで過ごし、実力を伸ばしていくことに。

ジェレミーがCT入りを決めたのは、当時のメンズの史上最年少記録である18歳でのこと。それほど若くしてのCT入りながら、ツアー初年度は8位でフィニッシュしてルーキーオブザイヤーを獲得。

そこからのキャリアは順調かと言うと、そうとも言い切れません。特にジェレミーが頻繁に怒りを示したのはジャッジに対して。

当時はアメリカやオーストラリアのサーファーがスコア面で贔屓され、ヨーロッパやブラジルのサーファーは不当な評価を受けているとはよく言われ、ギャラリーからも同様の意見が頻繁に上がっていたほど。

一例を挙げると、ジョシュ”カージー”カーが得意とするクラブサンドウィッチ(リップ直下でのグラブリバース)は、カージーが初めてCTイベントでメイクした時は、革新的なマニューバと言うことでハイスコアが付きました。

ですが、ジェレミーもすぐに追随してメイクするようになったものの、全くスコアに反映されていませんでしたし…。

長年のジャッジに対する不満をジェレミーが爆発させたのは2014年のJベイイベントでのこと。ジャッジタワーに詰め寄って抗議し、結局は次戦のチョープーイベント出場停止処分を受けました。詳細は以下よりチェックして下さい。

ジェレミーにとって大好きなチョープーイベント欠場は痛恨の極みであったものの、翌年に出場したチョープーイベントでは悔しさを跳ね返すよう、優勝を決めています。

チョープーイベント前にはインドネシアで大怪我を負い、ヘルメットを被ってのイベント出場だったりと様々なドラマがありましたね。その内容は以下となります。

様々なアップダウンがありながらも、プライベートでは第一子が誕生したりと、現在は私生活も仕事も充実しているジェレミー。

そんなジェレミーが動画ラストで口にしているセリフが以下となります。

サーフィンはマインドセット(心の持ちよう)が全て。マインドセットが正しければ、全ては思い通りに行くと思ってる。

僕のマインドセットが正しい時は、楽しんでサーフできるし、最高の仲間に恵まれるんだ。ここ数年で僕が経験して学んできたことだよ。

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