Photo: WSL

現地時間2019年9月20日(カリフォルニア)、ウェイブプールのサーフ・ランチを舞台にしたメンズCT第8戦とウイメンズCT第7戦が開催。

イベント名は「Freshwater Pro(フレッシュウォーター・プロ)」。

イベント二日目の本日は、メンズとウイメンズ共にボーナスランの半分まで進行しました。

今回の記事は、フレッシュウォータープロのイベントレポート、動画、リーダーボードなどといったニュースをお届けします。


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フレッシュウォータープロ

CTイベントとしては唯一ウェイブプール開催ということで、通常の海でのCTイベントとはフォーマットが異なるので、まずは下記リンク先をチェックして下さい。

メンズレポート

公式サイトにてヒート表が見当たらないので、誰がボーナスランへと進出したのかよく分からない状態となっているフレッシュウォータープロ。

とは言うもののヒートは順調に進行していて、24名進出となるボーナスランはすでに半分となる12名がライディングを終えました。

今日はついにフィリペ・トレドが登場し、本日のシングルハイエストスコアとなる9.27をライトでマークしています。

ライディング構成は、バレルとターンに加え、高さはなかったもののエアリバースをミドルセクション、クラブサンドウィッチをラストセクションでメイク。

フィリペ以外で9ポイント台をマークしたのは昨日のガブリエル・メディナで、パントを2回以上入れないと9ポイント台には達しないといった印象です。

ちなみに、フィリペはレフトで6.80とスコアが低かったものの、トータルでは16.07とラウンド36のリーダーボードでは暫定2位となっています。

フィリペ・トレドの9.27

本日の出場組で他の注目サーファーはジョーディ・スミス。ジョーディはライトで8.57、レフトで7.33をマークして暫定4位。

ジョーディはまだボーナスランが残っている上、現状のトータルスコアでもファイナル進出の可能性が高いので、ボーナスランでどのようなマニューバを入れてくるのか注目です。

ジョーディ・スミスのベストライド

すでにボーナスランを終え、ボーナスランでライトとレフトの両方でスコアを塗り替え、ランキングを上げてきたのはオーウェン・ライト。

昨日の時点でオーウェンの順位は10位で、ファイナル進出はトップ8のみ。つまり、オーウェンがファイナリストになるにはボーナスランで確実にスコアを伸ばす必要があり、プレッシャーのかかる状況で見事に仕事をこなしました。

その結果、ガブリエルとフィリペに続き、暫定3位へとジャンプアップしています。

オーウェン・ライトのベストライド

タイトルレースを考えると、今イベントで厳しい結果を突き付けられる事になったのはコロヘ・アンディーノ。コロヘはすでにボーナスランも終えていて、今イベントは17位でフィニッシュとなります。

現CTランク3位のコロヘですが、実は2コケとなる17位は今シーズンで3回目。メンズツアーでは、最終CTポイントはワースト2を除外したポイントの合算となるので、17位という結果が含まれることになるのです。

現CTランクトップのフィリペであればワースト2除外後のワーストリザルトは9位、現CTランク2位のジョーディはワースト2除外後のワーストリザルトは5位。

コロヘがタイトルレースを戦う上で、今イベント結果は大きな影響を与える事となるでしょう。

本日の結果

ウイメンズレポート

メンズ同様、ボーナスランは半分まで進行したウイメンズヒート。メンズのフィリペのよう、本日出場で見せ場を作ったのはカリッサ・ムーア。

カリッサはライトで本日のシングルハイエストスコアとなる9.03をマークし、レフトは7.20で暫定2位となりました。

カリッサ以外では、本日出場のキャロリン・マークスやコートニー・コンローグといったトップサーファーがしっかりと上位にランクイン。

個人的に、本日はコートニーのボーナスランでのサーフィンがスタイリッシュ過ぎて鳥肌が立ちました。

レフトではバレルに入る前段階のボトムターン、ライトではラストセクションでのカーヴィングリバースと異彩を放っていました。

残念ながらウイメンズのライディングはSNSに投稿されていないので、公式サイトのリプレイリンクを下記に貼るのでチェックして見て下さい。

コートニー・コンローグのレフト7.73リプレイ

コートニー・コンローグのライト8.10リプレイ

ウイメンズのファイナリストは4名だけなので、この4枠争いのボーナスランはかなり熾烈になります。

暫定トップとなっているジョアンは17.50と大幅なリードなので余裕がありますが、2位以下はボーナスランの結果で簡単に順位がひっくり返るほど接戦なので。

イベント最終日となる明日は非常に見所満載な一日になることでしょう。

本日の結果

ハイライト動画

まとめ

日本とカリフォルニアとの時差は16時間で、日本の方が16時間早く進んでいます。

明日のスタートとなるカリフォルニア現地時間の9月21日10時は、日本時間の9月22日深夜2時となります。

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公式サイト(メンズ)「Freshwater Pro

公式サイト(ウイメンズ)「Freshwater Pro

2019年フレッシュウォータープロの過去記事

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