航空会社による荷物運搬時のサーフボードバッグ破損という事故。
基本的にサーファーがサーフボードバッグを航空会社に預ける時、何があろうが航空会社に責任を問わないと署名しなければなりません。
そんな条件にも関わらず、事故というよりも故意だろうと思えるほど空でのサーフボード破損は発生しています。
今回の動画は、これまでとは異なるサーフボードバッグ破損事故をハワイ帰りのブレット・バーリーがVlogで紹介しているのでお届けします。
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アメリカン航空でハワイから東海岸へと戻るフライトを終え、スーツケースはピックアップしたものの、いくら時間が経っても姿を見せないサーフボードバッグ。
何度もバゲッジクレームにいるスタッフに尋ねてみても「分からない」の一点張りで、バゲッジスタッフに聞きに行くとサーフボードバッグが破損していることが判明。
おそらく航空会社としては預かった荷物を破損させたという事実を他の人に知られたくないので、バゲッジクレームに持ってこなかったのでしょう。
サーフボードバッグをチェックにしていったブレットが見たものは大きな穴の開いたサーフボードバッグ…。
幸いにして、プロサーファーにしてはあり得ないほど頑丈にパッキングしていたためか、サーフボードは一見すると無傷だったそうです。後に、クラックとかを見つけてますが…。
その後の航空会社の対応は非常に不思議で、破損したものの金額や程度などを記して航空会社に提出する請求書も手渡してきたとか。
普通であればサーフボードバッグは免責。ですが、アメリカン航空は自分たちの責任であると認めたと言えます(もしもアメリカン航空も他の航空会社のように免責条件を利用者に求めている場合)。
というのも、ブレットのケースはレアで、何とファスナーの部分が溶けていたりと、何か高熱のものがボードバッグに密着していたことを意味します。
ファスナーを溶かすほど高熱なものが荷物の近くにあるなど、サーフボード云々以前に安全面に関していかがなものかと思ってしまいます。乗客に対しては様々な制約を課しているのに。
色んな意味で突っ込みどころの多いアメリカン航空による今回のケース。ブレットの動画公開により、大きな問題に発展しそうな気がします。