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9月26日に終了したCS(チャレンジャーシリーズ)イベント初戦「USオープン」の会場となっていたハンティントンビーチ。

熱き戦いが繰り広げられた場所なのですが、USオープン終了からわずか1週間ほどの現在、ビーチが閉鎖されて海に入る事すらままならない状況となっています。

その原因となっているのは沖合でのオイル流出。

今回の記事は、10月2日にハンティントンビーチ沖合で発生したオイル流出に関するニュースをお届けします。


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ハンティントンビーチ付近の太平洋にて、およそ12.6万ガロンもの原油が流出した今回の被害。

原因は約4.5マイル沖合に位置する油田採掘機だそうで、ハンティントン、ニューポート、ラグーナなど広い範囲でビーチが閉鎖に追い込まれました。

オイル関連の海での開発事業などに関して頻繁に反対運動を行っているサーフライダーファンデーションのチャド・ネルソンCEOは以下の声明を発表しています。

残念ながら、一度オイルが流出したら、被害を食い止めることはできない。

今回再び南カリフォルニアで我々が学んだことは、一度被害が発生したら、我々にできる事と言えば被害を最低限に抑える努力をするのみ。

だからこそ、我々サーフライダーファンデーションは、沖合でのオイル採掘には常々反対していて、我々はみんなにも参加してもらうように協力をお願いしてるんだ。

我々にとって大切なビーチを守るためにも、我々一般市民がしっかりと声を上げて反対する必要がある。

報道によると、オレンジ郡北部のビーチまで流出したオイルは流れ着いていて、海面には幅13マイルほどのオイルが浮かんでいるとの情報もあるそうです。

オイルは毒性が高い事から人間が海に入ることができないのはもちろんのこと、オイルによる海洋生態系にも当然ながら影響を及ぼすことになるでしょう。

オイル流出の原因となったプラットフォームを所有しているのはヒューストンを拠点とする石油会社「Amplify Energy」で、ビーチ閉鎖となった10月2日午前には同社スタッフは流出に気付いていたそうです。

さて、ハンティントンでのオイル流出は実は今回が初めてではなく、1990年にもオイルタンカーから41.7万ガロンもの原油が流出したことがあったとのこと。

また、南カリフォルニアで言えば、2015年にはサンタバーバラで今回と同程度の量の流出があったと言います。

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参照記事「Devastating Oil Spill In Huntington Beach Forces Beach Closures