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新型コロナウイルスの感染拡大が世界トップレベルとなったニューヨーク。

爆発的に増えているのはニューヨーク州の中のニューヨーク市で、外出制限から1カ月経ち、感染者増加のペースが緩やかになってきたとは言え、感染件数の多さが圧倒的なので感染者の今後の症状次第で全く予断を許さない状況です。

そのような状況に置かれていることもあり、先週、ニューヨークのビル・デブラ・シオ市長が今夏に関する声明を発表。

今回の記事は、ニューヨーク市長による夏のビーチの対応などと言った声明内容に関するニュースをお届けします。


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すでにニューヨークでは1カ月という外出制限を経たものの、まだまだ明るい先行きが見えない新型コロナウイルス問題。

アメリカ各地では社会活動復帰やビーチ閉鎖の反対を求めるデモが行われ、社会的距離など無視した動きもみられるようになってきました。

エンシニータスでのビーチ閉鎖反対デモ

本来であれば外出制限が終わると期待していたものの、延長という動きに対して溜まっていたストレスが爆発したある種の反動とも言えます。

そのような状況であるためなのかは分かりませんが、ニューヨーク市長は先週木曜、市民に期待を持たせないネガティブな声明を発表しました。

市長による発表内容は以下の通り。

今年の夏は、コニーアイランド、ブライトン、ロッカウェイといったビーチをオープンにする予定はありません。

理由は新型コロナウイルスのためであり、1,200万ドルの予算カットに繋がることから全ての屋外プールも閉鎖予定としています。

現状において、例年通りの夏を過ごせるようになるとは到底思えません。そのため、あまり期待をもたないでもらいたい。

ただし、もしも状況が好転した場合、再検討しようとは考えています。

期待が大きければ実現できない場合の落胆は大きくなり、大規模な暴動に繋がる可能性もあるので、あえて牽制と取れるような声明を発表したと思われるニューヨーク市長。

ただ、このような発表を聞くと、まだまだパンデミックの初期段階なのだと実感させられてしまいます。

日本ではまだ緊急事態宣言の最中で、5月6日をもって解除されるのか延長となるのかは分かりません。

たとえ延長になったとしてもいずれは解除される時が来て、その後は現在休業対象となっている業種が再開となり、医療崩壊を起こさないよう、ウイルスと上手く付き合う制限付きの日常が前提となるのでしょう。

誰もが自由に海外へと行き来できる日がいつ来るのかは先が見えないので、世界各地を飛び回るCTイベントの近々の再開は厳しいと見られます。

となると、グレードの低いローカルコンテストのようなQSイベントが、今年後半くらいから各地で開催されるようになったとしたら、WSLコンテンツとしていつも以上にフィーチャーされるようになるかもしれません。

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参照記事「De Blasio: NYC beaches likely closed for summer due to coronavirus