レフトのヘビースラブで知られるチョープーを有するタヒチ。
そのタヒチ島はフランス領ポリネシアの一部であり、同エリアも新型コロナウイルス感染防止のため、3月後半からローカルには外出禁止令が出されていました。
ホームで過ごすタヒチアンサーファーはサーフィンもできずにいたのですが、5月1日から制限が緩和されることに。
今回の記事は、ついにサーフィンが可能となったタヒチの現地情報といったニュースをお届けします。
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新型コロナウイルス対策として、フランス領ポリネシアにとって大きな一歩となったのは3月18日からスタートした在住者以外のすべての旅客に対する入国禁止措置。
島と言う事で医療リソースも限られているからこその早い対応だったと言えます。
そして2日後となる3月20日からは外出禁止措置が取られ、海に入ることも禁じられました。それから約1カ月と10日を経て、ようやく制限が緩和されることに。
早い時期にウイルスが入るチャンスとなる海外からの入国をシャットダウンし、さらにフランス領ポリネシアでの外出禁止と人間の移動を止めたことが功を奏したと言えます。
現状における新型コロナウイルス関係のデータとしては、フランス領ポリネシアでの感染者数は58名で回復者数は43名。また、1人も死者は出ていません。
さて、制限緩和となった5月1日はビーチがオープンとなり、ビジネスも再スタートとなったそうで、タヒチ最大都市のパペーテのマクドナルドには大行列が出来ていたとか。
サーファーにとってはサーフィン復帰となる嬉しい一日で、タヒチアンCTサーファーのミシェル・ボウレズは以下のSNS投稿を行っています。
今日は嬉しい一日だよ。1カ月近くの自宅隔離とサーフィン禁止を経て、自由に海で楽しめる時が来たんだから。タヒチでの隔離生活は終わったよ。
動画は僕が今日乗った一本目の波。混む前にサーフしようと思ってめちゃくちゃ早起きして、作戦通り上手くいったよ!
サーフィンから得られるフィーリングはこれ以上ないから、海に戻ることが出来たのはプライスレスだね。
腕がパンパンになるまで1時間半みっちりとサーフィンしてから上がったんだ。
みんなもすぐにサーフィン復帰できると思いから気持ちは強く持っていてね。
新規感染者数を抑えることは簡単ではないように思えますが、フランス領ポリネシアの実例を見ると希望を感じられるのではないでしょうか。
フランス領ポリネシアと同じく3月に外出禁止令を出したエリアも多いので、そろそろ世界各地から部分的であろうが制限緩和の話題が増えてくればと願っています。
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参照記事「Restrictions Have Eased And Surfing Is Back In TahitiRestrictions Have Eased And Surfing Is Back In Tahiti」