ウイメンズのビッグウェイブシーンにおいて大いなる分岐点となった2016年。
2016年からマウイ島のジョーズにて、ウイメンズのビッグウェイブイベントが開催されるようになったためです。
ウイメンズのビッグウェイブチャージは、同イベント以前はトウイン(ジェットスキーに牽引してもらい波に乗るスタイル)がメインだったので、パドルイン開催となるジョーズイベントは別格でした。
今回の動画は、2019年のジョーズイベントにおいて2人のサーファーをフィーチャーしたレッドブルのドキュメンタリー映像をお届けします。
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フィーチャーされているサーファーは、エミリー・エリクソン「Emily Erickson」(30歳)とイジー・ゴメス「Izzi Gomez」(20歳)。
エミリーはオアフ島ノースショアのワイメアベイでチャージする数少ないウイメンズサーファーとして、ジョーズイベント開催以前から知られていました。
ただし、ウイメンズのビッグウェイブサーファーは職業としては成立していないようで、いくつかのバイトを掛け持ちしながらビッグウェイブを待ち構えるという厳しい世界。
一方のイジー・ゴメスは、私は今回初めて知ったサーファーですが、カイ・レニーの女性版と言ったとんでもない存在でした。
カイ・レニーの例えを出した通り、イジーはSUP(スタンドアップパドル)の世界で5×ワールドチャンピオン。
2019年11月に5度目のワールドタイトルを獲得してSUPの世界を極め、今度はエクストリームなウォーターアクティビティとなるビッグウェイブシーンへと乗り込んできたと言うわけです。
そんなエミリーとイジーによるジョーズイベント開催目前までのシーンが今回の内容となっています。
ちなみに、ジョーズイベントはかつては「ピアヒ・チャレンジ」と呼ばれ、後に「ジョーズ・チャレンジ」にイベントを変更していて、「ピアヒ」と「ジョーズ」が何を指しているのか分からない方もいると思います。
「ピアヒ」とは地名であり、「ジョーズ」はサーフスポット名という違いになります。