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Photo: WSL / MASUREL

2015年ワールドチャンピオンのアドリアーノ・デ・スーザ「Adriano de Souza 」(33歳)。

2014年のガブリエル・メディナに続き、ブラジリアンとしては2人目のワールドチャンピオンです。

そのアドリアーノが来シーズンとなる2021年シーズンをもってワールドツアーを引退することを発表。

今回の記事は、アドリアーノ・デ・スーザが急遽発表した引退に関するニュースをお届けします。


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2007年からCTサーファーとして活動し、1度もツアー落ちした経験がないトップサーファーのアドリアーノ。

昨年2019年シーズンは怪我により自身初となる長期ツアー離脱を余儀なくされたものの、元ワールドチャンピオンと言う事でインジュリーワイルドカード付与によりツアー残留を決めました。

アドリアーノ本人よる引退発表のコメントは以下となります。

様々な事情から、引退という決断を下すことになりました。過去15年間、私は自分の人生を完全にサーフィンに捧げて来ました。

それほどの情熱無くしてCTイベントに出場できなければチャンピオンには相応しくないし、サーフィンのエネルギーに釣り合わないためです。

現在の私は色々なことにトライしたいと考えています。例えば、プレッシャーのないスペシャルイベント出場だったり、仲間とのサーフトリップだったり。

さて、サーフィンの面白い点は、例えワールドツアーを引退したとしても、金銭面のサポートをしてくれるスポンサーが付いていればプロサーファーです。

活動の舞台がワールドツアーからフリーサーフィンに移るだけであり、基本的にアドリアーノほどのレベルのサーファーの大半は、ツアー引退後もフリーサーファーとして活躍しています。

ここ数年であれば、ミック・ファニング、ジョエル・パーキンソン、タジ・バロウなんかもしっかりとメインスポンサーが付いていますし。

近年の流れであれば、来シーズンでの引退であれば34歳で第一線から離れると言う早い決断を下したアドリアーノ。

2021年シーズンが実際に開催となるのか現時点においては不明ですが、アドリアーノのラストシーズンの活躍を楽しみにしたいところです。

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公式サイト「WSL

アドリアーノ・デ・スーザの過去記事