新型コロナ蔓延による世界各地でのロックダウンにより、二酸化炭素の排出量が削減されたとの地球にとっては嬉しい余波がありました。
その一方、残念なニュースとしては日本でも外出すると気付くと思いますが、使い捨てマスクなどが道路に落ちている様子を目にすることも珍しくありません。
はっきり言って、どうゆう神経でポイ捨てしているのか全く理解できないし、感覚の違いに悲しくなりますが…。
このようなゴミは、風に吹かれて排水路や川などを通り、最終的には海へと流れ着くことになるので、意識向上に向けてのイベントがスタート。
今回の記事は、新型コロナに付随したゴミへの意識改善を目的としたイベント「The Unwanted Shapes」に関するニュースをお届けします。
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サーフボードのシェイパーが対象となる今回のイベント。
イベント内容としては、新型コロナ関連のゴミとなる、使い捨てのマスクやゴム手袋、消毒液の容器などを使い、サーフボードをシェイプしてもらおうというもの。
主催は、ポルトガルでのCTイベントのタイトルスポンサーである「MEO」、ポルトガル観光局、WSLとなっています。
イベントを制することになるシェイパーのボードは、来年2月に開催予定となっている2021年シーズンのポルトガルCTイベントでトップサーファーが乗ることになります。
イベント自体はすでにスタートしていて、締め切りは11月22日午後11時59分。
ジャッジパネルによる選考期間は11月25日~12月5日となり、勝者が発表されるのは12月15日。
ジャッジパネルは非常に豪華となっていて、以下のメンバーとなっています。
*ジョン・パイゼル
*マルシオ・ズービ
*ティミー・パターソン
*クリスティアン・ブラッドリー
*ジェームス・チール
こういったゴミ問題に関しては、みんながゴミ箱にゴミを捨てるという当たり前の事さえできれば問題にすらならないのですが、いつの時代でもなくなることはありません。
ならば、口うるさく言っても意味がないので、発想を変えたアプローチをする今回のようなイベントは内容だけをとってみても興味深いですね。
果たしてどのようなサーフボードがエントリーしてくることになるのか楽しみです。
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公式サイト「THE UNWANTED SHAPES」