「月への階段」と呼ばれる自然現象が有名な観光地として知られる西オーストラリアのブルーム。
そのブルーム近くのビーチにてシャークアタックが発生し、59歳のボディボーダーが命を落とす事となりました。
今回の記事は、ブルーム近くでのシャークアタック、オーストラリアで今年発生したシャークアタック件数、今後のシャークアタックの傾向といったニュースをお届けします。
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シャークアタックが発生したのはケーブルビーチで以下の場所となります。
事故発生は11月22日午前のことで、被害者となったチャールズ・サーノボリは岸から30メートルほどのエリアでボディボードを楽しんでいる時に襲われたとのこと。
事故発生時には近くにカップルがいて、男性はチャールズの救出、女性は救急車の手配を行い、迅速な対応で病院に搬送されたものの息を引き取ったそうです。
サメの種類については判明していないものの、目撃談によると4メートル近いサメだったとの意見もあったと言います。
ブルームで最後に致命傷となったシャークアタックが発生したのは1993年のことで、被害者となったのは真珠貝を取るダイバーだったそうです。
もう少しエリアを広げ、西オーストラリアでは過去10年においてシャークアタックによる致命傷として14件目とのこと。
今年2020年にオーストラリアで発生したシャークアタック件数は、TARONGAによると合計23件で、致命傷のケースは8件。
致命傷のケースが最も多い州は西オーストラリア州で、3件となっています。
さて、これから真夏へと季節が移り変わっていくオーストラリアは、今シーズンはラニーニャ現象が発生すると見られています。
ラニーニャ現象が発生すると大雨を伴うことになり、その影響により海水が濁ります。
すると濁った海域へと姿を現すのがオオメジロザメ。インドネシアのバリ島のバリアンと同じですね。
このような事情から、この夏のオーストラリアではシャークアタックが増加すると見られています。
オオメジロザメであれば、シャークバンズが効果的との実験動画もあったので、シャークバンズを試して見るのもアリかもしれません。
参照記事「Bull shark attacks more likely this summer because of La Niña」
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