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Photo: WSL / KELLY CESTARI

2020年3月16日からウェイティングピリオドがスタートとなるチャレンジャーシリーズ(旧QS10,000イベント)のピハプロ。

久しぶりとなるニュージーランドを舞台にしたビッグイベントの開催となり、べサニー・ハミルトンやケリー・スレーターの出場も発表されているので注目度が高まっています。

そのピハプロに今度はなんと、4×ワールドチャンピオンのカリッサ・ムーアも出場を表明。

今回の記事は、カリッサ・ムーアのピハプロ参戦決定というWSL(ワールドサーフリーグ)によるニュースをお届けします。


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すでにお届けしましたが、今年2020年はCT(チャンピオンシップツアー)には出場しない意向を発表しているカリッサ。

そのため、CS(チャレンジシリーズ)イベントに出場というのは意外過ぎる発表と言えます。

ただ、カリッサの場合、今年はオリンピックには出場するので、完全にコンテストをオフモードにすることはできないという微妙な状況とも言えましたが。

そんなカリッサによるピハプロに関するコメントは以下となります。

ニュージーランドに戻ることができてエキサイトしてるわ。私のルーキーイヤーにはタラナキでCTイベントがあって、お気に入りの場所なの。

だって、私にとってCTイベント初優勝の地がニュージーランドだったから。

私はニュージーランドの全てが好きだから再び繋がることができるのは楽しみ。何かハワイに似た感じがするのよね。

ピハでサーフしたことはないけど、美しい場所だって聞いてるし、スウェルへの反応も良いみたいね。

ピハプロ参戦ということは、今年のカリッサはオリンピックまでにピハプロと2020年ISAワールドサーフィンゲームの出場は確定となるわけです。

CTの出場は見送るとは言え、ニュージーランドとエルサルバドルでのイベント出場と楽ではない移動を強いられるカリッサ。

そして迎える事となる日本でのオリンピックに向け、どのような準備をしているのか?

東京オリンピック開催に向けて、私はビーチブレイクの小波でのスキルアップをしなきゃならないし、それと同時にコンペティティブな気持ちを保たなきゃって思ってる。

そういった点を考えて、ピハプロに出場することはオリンピック準備としては最適な機会だと思ってるわ。

さて、今回の発表を受けてのスケジュールを見る限り、カリッサは2020年はCTを離れてリフレッシュしたいと言ってましたが、オリンピックを終えるまではコンテストモードをキープと気が向けない印象ですね。

東京五輪で金メダル候補の一人であるカリッサですが、まずはピハプロでの活躍に注目です。

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参照記事「Carissa Moore Sets Sights on 2020 Corona Piha Pro

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