これまでに数多くのプロサーファーのスポンサーを務めているエナジードリンクメーカーのレッドブル。
サーフブランド以外の異業種ブランドとしては、最も多くのサーファーをサポートしていることでしょう。
そんなレッドブルの強みの一つがコンテンツ作りにあります。
今回の動画は、レッドブルによる2020年のサーフィンコンテンツをまとめた「Best of 2020」映像をお届けします。
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これほどまでに多くのサーファーをサポートしているので、アメリカかオーストラリアの企業かと思いきや、サーフィンとは無縁となる内陸国のオーストリアの企業であるレッドブル。
サーファーのスポンサーと言えば、最も目立つサーフボードのノーズエリアのステッカーは基本的にメインスポンサーであり、サーフブランドが大半です。
その流れに風穴を開け、レッドブルがメインスポンサーがなっているサーファーが何人もいます。
コンテストシーンにおいては、随分と昔からコロヘ・アンディーノとカリッサ・ムーアのメインスポンサーはレッドブル。
レッドブルと言えばエクストリームスポーツをフィーチャーしていることが多いので、サーフィン界ではビッグウェイブサーファーのメインスポンサーになっている例も。
ハワイアンで言えば、ジェイミー・オブライエンやイアン・ウォルシュ、ブラジリアンならばルーカス”チャンボ”チアンカやペドロ”スクービー”ヴィアンナ。
サーフィンがマイナースポーツであり市場規模が小さいことから、レッドブルのよう、今後は異業種からのスポンサーが今以上に増えてくると思われます。
すでに異業種からのスポンサーが大半というプロサーファーもいて、そのサーファーとはサリー・フィッツギボンズ。
ざっと見ると、サーフ以外の業種は以下の通り。
*ブライトリング(腕時計メーカー)
*アンダーアーマー(スポーツメーカー)
*ALL - Accor Live Limitless(ホテルグループ)
*ブーストモバイル(通信会社)
*ランドローバー(自動車メーカー)
*デヴィカ(ITテクノロジー)
サリーの場合は世界トップレベルのウイメンズである点に加え、サーフィン大国オーストラリア出身なので極めて注目度が高い存在。
また、ヘルシーライフを実践するクリーンなロールモデルのような存在である点も大きいでしょう。
ですが、ウェイブプールにより内陸エリアでもサーフ可能となり、サーフィンのすそ野が広がっていく未来を考えると、異業種参入も自然な流れになると思います。
そう考えると、10年後20年後にどのような変化が起きているのか楽しみではないでしょうか。