レジェンドサーファーとして今なお根強い人気を誇るトム・カレン「Tom Curren」(56歳)。
83年にワールドツアー入りし、90年代中盤にコンテストサーフィンを引退するまでに獲得したワールドタイトル数は3回。
85年、86年、90年と、10年ほどの選手生活と現代のトップサーファーでは考えられないほど短い期間でのことでした。
今回の動画は、リップカールが公開したトム・カレンをフィーチャーしたサーチトリップ「Free Scrubber」映像をお届けします。
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コンテストシーンを引退してからすでに25年近くも経つものの、今なおリップカールからスポンサードされているトム。
そんなトムをフィーチャーした最新サーチトリップが、コロナ禍であった2020年に撮影されていたそうです。
撮影地となったのは、ライトのポイントブレイクの宝庫として知られるメキシコ本土のサリナクルス。
コロナ禍で国際間の移動制限が厳しい時期であったものの、メキシコは移動制限を課してなかったのでアメリカ人サーファーにとって定番のトリップ先となっていたためですね。
サーチトリップではあるものの、ヴァージンウェイブを求めてと言った趣旨とは少し異なる今回のトリップ。
サリナクルスという場所自体がアメリカ人サーファーにとってすでに人気の高いエリアとなっていますし。
動画を見るとトム本人はすでに年齢的にもサーチを求めていなければ、サーフトリップでパーフェクトウェイブを求めているわけでもないとか。
にもかかわらず、今なおサーフトリップを止めているわけではないトム。
なんだか禅問答のようにも思えますが、言葉では説明し難いサーフィンの魅力が根底にあるようにも感じられます。