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サーフィンオーストラリアによるシリーズ動画「The Hold Down」。

何かしらのテーマを決め、そのテーマにおける最大の瞬間をトップ5形式で綴っていく内容です。

ホスト役を務めるのは、WSLコメンテーターでお馴染みのロニー・ブレイキーとロニーの兄であるヴォーン・ブレイキー。

今回の動画は、ボルコムパイププロをテーマにした「The Hold Down」シーズン1エピソード2をお届けします。


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オアフ島ノースショアの中でもスペシャルなサーフスポットであるパイプラインが会場であることから、異例のQSイベントと言えるボルコムパイププロ。

パイプラインは経験などに基づいた確固たる序列があるので、トッププロであろうが簡単に波に乗れるブレイクではありません。

ですが、コンテストになれば必ず出場サーファーのみでラインナップを貸切ることができるため、グレードの高くないQSイベントながらビッグネームが出場するイベントで知られています。

そんなボルコムパイププロがスタートしたのは2010年のことで、それほど歴史が深いわけではありません。

興味深い点として、2010~2016年までにボルコムパイププロで優勝したサーファーは3名のみ。

パイプマスターズ優勝経験のあるジェイミー・オブライエンとケリー・スレーター、そしてジョンジョン・フローレンス。

当時はパイプマスターになっていなかったジョンジョンの優勝回数は4回、ケリーは2回、ジェイミーは1回です。

そんな優勝者の顔ぶれが変わることになったのは2017年。

当時はQSサーファーであったオーストラリアのソリ・ベイリーが風穴を開けることになったのです。

その後は2018年はジョシュア・モニーツ、2019年はジャック・ロビンソン、2020年はウィゴリー・ダンタスと、ウィゴリーを除くと若手の優勝が目立つ結果となっています。

さて、今年はハワイでのサーフイベントが一時的に禁止となったので(公共の場でのイベントである事からギャラリーが集まるため)、残念ながらキャンセルとなります。

来年からは新たな若手スターが誕生するのか、それとも怪我により長らくボルコムパイププロに出場していなかったジョンジョンがさらに優勝回数を積み重ねることになるのか注目です。

「The Hold Down」の過去記事

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