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Photo: ISA / Ben Reed

2021年5月29日~6月6日にウェイティングピリオドが設定されている東京五輪最終選考イベント「2021年ISAワールドサーフィンゲーム」。

オリンピック自体の開催が不明瞭な現在において、中米エルサルバドル開催となる同イベントの動向が気になっている方が多いと思います。

そんな中、ISAがイベント開催を断言するプレスリリースを発表。

今回の記事は、2021年ISAワールドサーフィンゲームに関するニュースをお届けします。


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2021年ISAワールドサーフィンゲームはオリンピック出場権を得たCTサーファーも出場が義務付けられているため、スケジューリングが容易ではありません。

と言うのも、CTスケジュールが大きく変化したため、非常に日程がタイトになってしまったためです。

当初の予定であれば、マーガレットリバープロのウェイティングピリオド最終日となる5月2日から一週間後となる5月9日にISAイベントが開催予定でした。

しかし、今季のオージーレグは大幅に予定が変更となり、オージーレグ最終戦のウェイティングピリオド最終日は5月26日でISAイベントは5月29日スタート。

私はこのスケジュールを見た段階で、もしかしたらISAイベントは開催されないのかもと思いました。

なのでしたが、ISAが念押しとも言える開催の再表明を行いました。再表明となるプレスリリースの主な内容は以下の通り。

オリンピック最終選考となるISAワールドサーフィンゲームは女性7名、男性5名を決定するイベント。

イベント会場は、エルサルバドルのエル・スンサルとラ・ボカナ。

ISAとエルサルバドル政府は安全衛生ガイドラインを定め、選手が安心して競技に取り組める環境を確保。

さて、これまでの流れを考えると、WSLはISAイベントに積極的ではなく、ISAは積極的といった印象を受けます。

と言うのも、ISAとしてはこれまでは出場できなかったCTサーファーがオリンピック絡みということで特別出場する機会であるためです。

CTサーファーはコンテストシーンのトップとなるスターなので、CTサーファー出場でISAイベントへの注目度も高まるから絶好のチャンスと言えるのです。

何はともあれ、このような国際イベントの再開は喜ばしいことなのですが、選手目線で考えればイベント終了後に日本へ帰国すれば、14日間の自主隔離が求められます。

プロサーファーが2週間も海に入れないのは間違いなく大打撃となるので、この辺りの制度も改善していけばと願っています。

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公式サイト「ISA